今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽乗用車・新型アルトラパンを紹介したい。
7年ぶりのモデルチェンジとなる新型は、箱型の個性的なフォルムに丸みを加え、ぬくもり感を表現。ディテールにこだわり、ヘッドランプは指輪をイメージしたデザインを採用する他、ホイールには、ノスタルジックなモチーフをベースに、花をイメージしたアレンジデザインを取り込んでいる。更に、先代にも登場した、うさぎの「ラパンマーク」がボディの様々な場所に隠されているという。
パワートレインは、ベースとなる新型『アルト』にも採用された、R06A型エンジンを搭載。トランスミッションも同様に、CVTとAGS*1を設定している。エネチャージと新アイドリングストップ機能*2採用することにより、JC08モード燃費で、リッター35.6kmを実現。
また、軽量で高剛性な新プラットフォームを始め、ボディやエンジン、足回りの軽量化により、先代モデルに対し120kgの軽量化を図っているのも大きな特徴となっているという。
…“身近な雑貨や家具のような愛着のもてる道具”をコンセプトに、女性ユーザーを対象にしたアルトラパン。初代モデルからの伝統といえる、どこか往年の旧車をも彷彿とさせるスタイリングからやや変化を帯びているけど、競合車種となるミラココアとは一味違ったアプローチが見られそうだ。