正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第223回~

今回のニューモデル紹介日記は、ダイハツの新型軽クロスオーバー・キャストを紹介したい。

 

ダイハツでは平成10年発売の「テリオスキッド」以来の軽SUVモデルとなるキャストは、新型ムーヴをベースに開発された。外観は特徴的な丸目ヘッドライトに曲線を多用したボディラインで、愛着が湧く普遍的な魅力を持ったデザインとなっている。

 

多様化するユーザーニーズに応えるべく、「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」の3バリエーションを展開。「アクティバ」はクロスオーバーテイストのデザインに加え、大径タイヤの採用やサスペンションの変更などにより、最低地上高を他のバリエーションに比べ、30mm高い180mmとすることで、雪道や山道での走破性を向上させたのが特徴だ。

 

「スタイル」は、バンパーモールやサイドロッカーモールにメッキ加飾を施すなど、都会的な上質感を演出。水平基調のインパネ加飾と黒とベージュの2トーンカラーを基調とした内装色により、質感の高いインテリアを創り出している。

 

10月末に発売予定の「スポーツ」は、コイルスプリングのばね定数やショックアブソーバーの最適化により、高い操縦安定性を実現。7速マニュアルモードのパドルシフトを搭載したMOMO製革巻ステアリングを採用、スムーズなシフトチェンジとスポーティなドライビングフィールを実現する。

「アクティバ」「スタイル」ともに、NA車の「X」「X SA II」「G SA II」、ターボ車の「Gターボ SA II」と、4グレードを展開している。トランスミッションCVTのみで、各グレードでFFと4WDが設定されている。

 

また、新型ムーヴで培った軽量高剛性ボディや低燃費化技術、安全技術を継承。優れた操縦安定性やリッター30km*1の優れた低燃費を実現するほか、衝突回避支援システム「スマートアシストII」を採用し、安心・安全性能を高めているという。

 

…先行するスズキ「ハスラー」の対抗モデルとして、新たに投入されたキャスト。3種類のバリエーションが展開される中で、特にクラシカルな外装デザインの「スタイル」は、ミラジーノからの代替えユーザーをかなり強く意識しているようだ。また、その内トヨタやスバルにも兄弟モデルとしてOEMで供給されると思うけど、どの仕様を供給するかは今後の動向次第となるだろう。

*1:2WD・JC08モード