正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第224回~

今回のニューモデル紹介日記は、スズキの小型SUV・新型エスクードを紹介したい。

 

10年半ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、クラムシェル(貝殻)フードやフェンダーガーニッシュなど、伝統のスズキSUVデザインを継承しつつ、力強さにこだわった造形に新しい個性を融合させた斬新なエクステリアを採用している。また、プラットフォームも従来モデルの独立したフレームシャーシによるFRベースから、SX4と共用したFFベースへと大きく変更されている。

 

また、全長4175×全幅1775×全高1610mmと、取り回しが良いボディサイズに抑えながらも、長時間の運転でも疲れにくい、ゆとりある前席空間と、5人乗車時でも375リットルの荷室スペースを確保しているという。

 

パワートレーンは、最高出力117psを発生する1.6リッターDOHC VVTエンジンと、6速マニュアルモード付パドルシフトを備える新開発の6速ATとの組み合わせ。力強い加速性能を発揮するとともに、リッター18.2km*1の低燃費を実現。

 

さらにヨーロッパで徹底して走り込み、安定した足まわりとハンドリング性能を追求。しっかりとした足まわりとスムーズなハンドリングとあわせて、力強く安定感のある走りを実現させた。

 

安全面においては、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム レーダーブレーキサポートII(RBSII)を標準装備。前方衝突警報ブレーキ機能を追加するとともに、自動ブレーキ機能の作動速度域を拡大し、安全機能を充実させた。

 

また、4WD車には新世代四輪制御システム「オールグリップ」を採用。様々なシーンで優れた走破性を発揮し、街乗りからアウトドアレジャーまで幅広い用途に対応するモデルとした。

 

…平成元年の初代モデル発売以来、手頃な車体サイズとジムニー譲りの優れた走行性能で定評の高いエスクード。近年はジュークやCX-3など同クラスの競合車種の陰に隠れがちな印象にあったけど、今度の新型で如何に巻き返しを図れるか、その素質が試される。

 

なお、従来モデルとなる2.4リッター車も「エスクード2.4」として継続発売されるとのこと。

*1:JC08モード・2WD