今日は金沢市内のスズキ自販北陸へ、先月発売された新型アルトワークスを試乗してきた。
メーカーによってはちょうど今日から営業の始まった店もあって、店内には新車を観に来た来店客で賑わっていて、そんな中で大きな注目を集めていたのが新型アルトワークスだった。
今回試乗したアルトワークスは、昨春発売されたターボRSより上級なスポーツグレードと位置付けられていて、レカロ社製のバケットシートが標準装備されているという。
…ターボRSでは設定されなかったマニュアルミッション車の設定もあることから、昨秋の東京モーターショーでの先行発表以来大きな話題となっていて、今回の試乗車もマニュアルミッション車だった。
その新型が前評判に見合う1台か運転してみると、標準車よりシフトレバーのストロークが短い分ギヤチェンジ時の感触が良く、ワークス専用にチューンされたR06A型エンジンの反応もAGSのターボRSより鋭さを感じさせ、発進~巡航時の加速も普通車とも遜色ない程のパワフルさが際立っていた。
…燃費こそアイドリングストップを装備するAGSの方がわずかに有利*1だけど、往年のワークスを彷彿とさせる走行性能は新型にも充分に継承されたといえる。 但し一つ欲を言うとリヤブレーキをディスク式にして欲しかったのが正直なところだ。
…個人的な希望ではあるけど、以前Keiワークスで行われたナンバープレート付車によるワンメイクレース向けに、快適装備*2を省いて価格を抑えた競技ベース仕様車があっても面白いかと思うけど、いかがなものだろう。