今回のニューモデル紹介日記は、ダイハツの新型軽ワゴン・ムーヴキャンバスを紹介したい。
同社の軽ワゴン「ムーヴ」シリーズの新たな派生モデルとなるムーヴキャンバスは、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとして、自身のライフスタイルを楽しむ女性に寄り添う軽自動車とした。
外装デザインは、シンプルでおおらかな面構成による丸みのあるシルエットでナチュラル感を表現。内装デザインについてもおおらかな面に包まれた、ナチュラルで居心地の良い空間を演出している。
また「ムーヴ」と同等の全高とクラス初の両側スライドドアにより、ゆったり空間と使い勝手のよいパッケージングを実現。後席スライドドアと置きラクボックスの組み合わせにより、荷物を積み込むまでの動作を最小限に抑えられる「置きラクレイアウト」を採用し、利便性を高めている。
その他にも、後席シート下や足元空間を有効活用できる「置きラクボックス」や、夜間も安心して運転できるAFS、駐車時や見通しの悪い交差点などで活躍するパノラマモニターなど、幅広い世代の使いやすさを考えた新アイテムを採用しているという。
安全装備では、衝突回避支援システム「スマートアシストII」を採用。カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーの組み合わせによって、前方車両との衝突の危険が高まった場合に緊急ブレーキによる危険の回避を支援。さらに車両や歩行者との衝突の危険性や車線の逸脱も警報などで知らせ、前方や後方へのアクセルとブレーキの踏み間違えによる飛び出しも抑制する。
…女性の社会進出が進み、親と同居する30代前後の女性が増えていることから、子連れ以外の女性が買う車のニーズが高まっていることに注目して開発されたムーヴキャンバス。女性ユーザーをメインターゲットとしたという点では、より若い層をターゲットとしている「ミラココア」との住み分けもされているようだけど、如何にユーザーを取り込めるかがカギとなるだろう。