今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの中型スポーティーセダン・新型シビックを紹介したい。
第10世代となる今度の新型は、「走る楽しさ、操る喜びを、世界中の人たちへ」をコンセプトに、中型クラストップの走行性能を目標に掲げ、4ドアセダンと5ドアハッチバック、スポーツモデルの「タイプR」*1の3タイプが用意された。
…新型の開発に当たっては従来のモデルチェンジの枠を超えてクルマ造りを根本から見直し、プラットフォームの全面リニューアルをはじめ、開発初期の段階からタイプRを想定した骨格作りが行われた。
パワートレーンにはセダン/ハッチバックには最高出力182馬力*2の1.5リッター・VTECターボ、タイプRには最高出力320馬力の2リッター・VTECターボが搭載され、CVTに加えてハッチバックとタイプRには6速マニュアルミッションも採用された。
内装に関しては使い勝手を考慮したパッケージングの最大限の広さを確保し、容量の大きなラゲッジルームを備えるハッチバックには横開き式のトノカバーが標準装備される。また、「Honda SENSING」をはじめとする安全面や運転支援機能も、充実した内容となっている。
…国内向けでは7年ぶりのレギュラーモデルとなる新型シビック。ホンダ車の歴史におけるベンチマークとなった初代モデルの発売から45年を迎える節目の年に発表された新型は新たなベンチマークとなり得るか、9月29日の発売が待たれる。