今回のニューモデル紹介日記は、トヨタのピックアップトラック・新型ハイラックスを紹介したい。
平成16年に国内向け販売が終了してから13年ぶりの復活となる今度の新型は、「タフ&エモーショナル」をコンセプトに、迫力と躍動感を表現。内装にはシルバー加飾や青色に統一された室内イルミネーションが洗練さを演出している。
搭載されるエンジンは2.4リッターディーゼルの2GD-FTV型を搭載。低回転域でも高トルクを発揮する動力性能を備えるとともに、高熱効率による優れた環境性能を実現し、走行燃費11.8km/L*1を達成した。
また、ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備。市街地や高速道路では静粛性や燃費性能に優れた2輪駆動とし、不整地や滑りやすい路面では4輪駆動に切り替えることで、快適性と走破性を両立した。
ヒルスタートアシストコントロールやアクティブTRC、ダウンヒルアシストコントロールを設定することで、様々な路面状況に応じて駆動力を制御。オンロードからオフロードまで本格4WD車としての高い走行性能を実現している。
そして、高強度のラダーフレームに加え、振動減衰を高めるサスペンションを採用し、オンロード・オフロードとも優れた走行安定性と乗り心地を確保した。
…堅牢なピックアップトラックとして世界180の国や地域で発売されているハイラックス。今度の新型はタイの工場で現地生産された車輌を輸入するというカタチで発売されるけど、世界中で鍛え抜いた高い信頼性は充分に保証できるだろう。一つ欲を言うのであれば、業務用を意識した安価な低グレード車の設定があっても良かったと思う。
*1:JC08モード