正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第255回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの新世代タクシー専用車・ジャパンタクシーを紹介したい。

 

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ジャパンタクシーは、日本の“おもてなしの心"を反映し、子どもや高齢者、車いす使用者、外国人観光客など、様々な人に優しく快適なタクシー専用車として開発。乗り込み高さ320mmの低床フラットフロアや幅720mm×高さ1300mmの大開口リヤ電動スライドドア(左側のみ)、車いすでの乗車も可能な構造など、グリップから構造全体に至るまで工夫と改良を重ね、様々な人に優しいユニバーサルデザインとした。

 

フロントデザインは、横基調の格子をモチーフとし、面を強調したラジエーターグリルで、クラウンのヘリテージを引き継ぎながらもモダンな表情を表現。ロングライフで流行に左右されないスタイリングや、古くより日本を象徴する色として愛用されてきた藍色「深藍」のボディカラーをはじめ、一目でタクシーと認識でき、かつ街並みを美しく統一することを目指した。

 

ドライバー視点では、ピラーの位置・形状の工夫やフェンダーミラー等により良好な視界を確保。タクシー専用設計のこだわりとしては、ナビゲーション画面・料金メーターを利用客も見やすいセンター位置に設置できるようにするなど、機器類の配置を用途に合わせて見直し、機能性を向上した。

 

パワートレーンは、新開発となるLPGハイブリッドシステムを採用。19.4km/L(JC08モード)の低燃費とCO2排出量の大幅な低減を達成し、環境性能と動力性能を高次元で両立。「トヨタ セーフティセンスC」や6つのSRSエアバッグの標準装備など、安全装備も充実させている。

 

…従来のクラウンコンフォート/コンフォートに代わる、新たなタクシー専用車として発売されたジャパンタクシー。長年培われたノウハウを基にタクシー車輌に求められる様々なニーズに応えられるよう丁寧に開発されていて、グレード名も「匠(たくみ)」「和(なごみ)」と和風なところからも「日本のタクシー」とは何かを具現化したジャパンタクシーが、日本の風景にどのようなカタチで溶け込んで行くのだろう。