正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第258回~

今年最初となる今回のニューモデル紹介日記は、日産の主力ワンボックスに新たに追加されたセレナe-POWERを紹介したい。

 

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…昨年秋の東京モーターショーで先行発表され、今日正式に発売となったセレナe-POWERは、平成28年に小型ハッチバック『ノート』へ初搭載した新電動パワートレイン「e-POWER」を採用。1.2リッターのガソリンエンジンで発電した電力を利用してモーターの力で走行する。セレナならではの広い室内空間や快適性などはそのままに、さまざまなシーンや走行環境で、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速を実現するとともに、車速に応じたエンジン回転制御とボディの随所に防音対策を施すことで、クラスを超えた高い静粛性も併せ持つ。また発電用エンジンでの効率的な発電や優れた空力性能により、26.2km/リットル(JC08モード)の低燃費を達成した。

 

デザイン面ではフロントグリルをはじめ、内外装の随所にe-POWERの先進性を象徴するブルーアクセントを配置した。エクステリアでは、専用15インチ切削アルミホイールやルーフサイドスポイラーを新たにデザインし空力を向上。インテリアでは、シフトバイワイヤー機能のシフトノブや、ブルーアクセントのイルミネーションを大型マルチセンターコンソールトレイにあしらい、より先進的なイメージのデザインとした。

 

走行面では、e-POWERならではの力強い走りや、「e-POWER Drive」によるワンペダル感覚の運転を楽しむことができる。また新機能として、なるべくバッテリーだけで静かに走行する「マナーモード」や、同モードをフル活用できるよう事前に充電しておく「チャージモード」を設定した。

 

先進機能としては、高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用。また、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報やハイビームアシストを標準装備し、踏み間違い衝突防止アシスト(メーカーオプション)を装備することで、安全運転サポート車「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに対応する。

 

…日産の国内市場向けの主力量販車種の一翼を担っているセレナには先代モデルから「S-HYBRID」と呼ばれるマイルドHVが搭載されているけど、同クラスの競合車種となるノア/ヴォクシー/エスクァイアやステップワゴンに搭載されるストロングHVに対し、マイルドHVでは幾分不利な面もあったといえる。

 

そんな中でノートに搭載し好評なe-POWERをセレナにも搭載することにより、昨秋の完成車検査問題で落ち込んだ販売面での巻き返しをより図れるか、セレナe-POWERはそのカギを握る試金石ともいえるのではないだろうか。