正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第259回~

今回のニューモデル紹介日記は、三菱の新型クロスオーバーSUV・エクリプスクロスを紹介したい。

 

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昨年秋の東京モーターショーで先行発表され、今回正式発売となったエクリプスクロスは、『RVR』『アウトランダー』『アウトランダーPHEV』に続く、三菱SUVラインアップの新型モデル。これまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、三菱自動車らしいクーペSUVとした。

 

フロントデザインは「ダイナミックシールド」コンセプトを進化。薄くてシャープなLEDヘッドライトとLEDデイライトをフロントフェイス上部に配置し、ターンランプとフォグランプを下部に配置することで、より精悍なイメージを表現した。

 

インテリアは、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間を演出。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ、タッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイなど、コネクティビティを強化している。

 

パワーユニットは最高出力150ps、最大トルク240Nmを発生する新開発の1.5リットルダウンサイジング直噴ガソリンターボを搭載する。運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を実現。エンジンのパワーをフルに引き出せる8速スポーツモードCVTとの組み合わせでスポーティな走りを実現する。さらに4WD車には、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用。ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現している。

 

…三菱では一昨年春の「eKショック*1」以来の新型車となるエクリプスクロスだけど、昨年12月からの予約受注は先月までに5千台と前評判が高い。そんな中でC-HRやヴェゼル、CX-3など競合車種の多い小~中型クラスのSUV市場において、三菱渾身の新型車となるエクリプスクロスがどこまで前評判に見合う実力を持っているか、そしてブランドマークとなる「スリーダイヤ」の輝きを取り戻せるかが鍵となりそうだ。

*1:自社製軽自動車の燃費数値不正問題