正臣のガレーヂ日記

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トヨタ、全店で全車販売へ

トヨタ自動車は国内での販売体制を抜本的に見直す検討を進めていることを明らかにし、約5000箇所ある販売店で全車種を取り扱う方向で進めるらしい。


www.nikkei.com

顧客層に合わせ四つの販売系列ごとに振り分けてきた取り扱い車種を、全店共通に切り替える。2025年頃の実現を目指す。国内の販売車種も約60種類から大幅に減らし、開発・販売コストを削減するほか、1台の車を共同利用するカーシェアリング事業へ参入するなど販売戦略を抜本的に見直す。

 

トヨタは現在、顧客層に合わせ「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」と4つの販売チャンネルを展開していて、各販売店ごとに専用の販売車種を用意するなど、系列ごとに顧客層の住み分けを図ってきた。

 

トヨタ店など四つの販売系列による営業体制は維持するものの、商品面では事実上、系列ごとの区別がなくなる。この結果、国内の販売車種を大幅に絞り込むことができ、販売コストや開発費の削減で利益率の拡大につなげる方針だ。

 

…かつては日産やホンダ、マツダなどもトヨタと同様に複数の販売系列で扱っていたけど、'00年代には各社とも販売系列をほぼ一本化している。 そんな中でトヨタが全店ですべての取り扱い車種を販売することによって、系列店の垣根を超えた車選びがトヨタでも出来る格好となりそう。

 

また、小型ハッチバックヴィッツ」が次期モデルから海外名となる「ヤリス」に車名を変更するのではという情報が上がっているけど、おそらく今回の全店共通化に向けてネッツ店以外での発売を視野に入れてなのではと思われる。