正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第277回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの軽ワゴン・新型N-WGNを紹介したい。

 

 

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5年8カ月ぶりのモデルチェンジにより第2世代となる今度の新型では、Nシリーズの提案する「Nのある豊かな生活」という想いのもとに、生活に一番大切なものを見極め、その本質的価値を徹底的に磨き上げるというクルマづくりの考え方から、安全性能と使い勝手を追求。ひとりひとりの毎日の暮らしになじみ、誰もが心地よく使え、親しみやすさを感じるクルマを目指した。

 

新型N-WGNは、安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備とし、衝突軽減ブレーキ<CMBS>は、軽乗用車として初めて横断中の自転車に対応。また、街灯のない夜間の歩行者検知も進化させた。このほか、渋滞追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)、誤発進抑制、歩行者事故低減ステアリング、先行車発進のお知らせ、標識認識、路外逸脱抑制、LKAS(車線維持支援システム)、後方誤発進抑制、オートハイビーム、合計10の先進機能で安全運転をサポートする。

 

また、パーキングセンサーシステムをホンダの軽自動車で初めて標準装備。リアバンパーに搭載した4つの超音波センサーでクルマ後方の障害物の接近を検知し、アラーム音とメーターディスプレー表示でドライバーに知らせる。さらにペダルから足を離しても停車状態を保持できるオートブレーキホールド機能や、アクセルを踏むだけで自動解除できる電子制御パーキングブレーキなど、駐停車機能も充実させた。

 

N-WGNのセールスポイントである大空間の荷室は新型になって進化。重い荷物も載せやすいよう低床化し、備え付けのボードを使うことで上下2段の積み分けを可能とした。ボードを残したままリアシートを倒せば、上段の荷室に奥行が生まれるほか、ボードをリアシートの背面に収納すれば、高さのある荷物も積み込めるなど、シーンに合わせてアレンジできる。また、助手席前に設けた小物を置けるトレーのほか、足元のセンターロアーボックス、後席の下のトレーなど、収納スペースを確保。運転席から手が届く位置にUSBジャックを配置するほか、前席シート背面のポケットなど、毎日の運転における使い勝手の良さを高めた。

 

運転席周りでは、さまざまな体格のドライバーが最適な運転姿勢を確保できるよう、運転席ハイトアジャスターに加え、ホンダ軽自動車で初めてとなるテレスコピック&チルトステアリング機構を標準装備。また、ドアの開口部とフロアとの段差を少なくしたことで足運びがしやすく、運転席のシート座面高は、乗降時の腰の上下運動を最小限とする位置とし、乗降性を高めた。

 

N-WGNの外観は、フロントからドア、リアゲートまでハリのあるなめらかな面で構成。すっきりと見えながら室内の広さを感じさせる箱型のボディは、円形状のヘッドライトと相まって、暮らしになじむ親しみやすさと安心感を表現している。インテリアは、ブラウンを基調に、シート表皮はアイボリー、背面をブラウンとすることで室内空間になじみ、広さと心地よさを表現した。

 

…今回のモデルチェンジで第2世代へと進化した新型N-WGN。持ち前の使い勝手の良さに加えてふんだんに取り入れられたホンダの軽では初となる先進装備は、競合車種への大きなアドバンテージとなるだろう。