2日目となる26日は、まだ夜も開けない早朝3時過ぎに起床。…テンションがダダ下がりの中、
さくらさんの運転するC24型セレナに乗り込んでホテルを出発、「DE耐!」の会場となるツインリンクもてぎへと向かった。…途中、宇都宮市内のスーパーで朝食を仕入れてから、道の駅もてぎで今回参加するFighterなべさんと冬退庁。さんと合流。ツインリンクもてぎには早朝5時過ぎに到着した。
今回の遠征のメインイベントとなる「誰でもエンジョイ耐久 "DE耐!"」は、「サーキット走行が未経験のモータースポーツ初心者からも気軽に楽しめる小型オートバイの耐久レース」として平成15年から毎年開催されていて、
さくらさん率いる「さくら工房&B-Fighter」も平成28年から参戦している。…僕もDE耐!にはチームスタッフとして3年前に初参加するはずだったけど、宇都宮入りしたところで父の容体が急変したことから急遽とんぼ返りとなっただけに、今回は3年越しのリベンジを兼ねての参加となった。
会場のツインリンクもてぎに到着したところで、ゆいさんとほうきさんとも合流。夜が明け始めた頃合いからピットの設営に取り掛かるとともに、参戦マシン*1や装備品などのスタート前チェックを済ませて本戦に備えた。
朝7時からの全体事前説明の後のスタート進行を経て、朝8時30分に本戦がスタート。…「さくら工房&B-Fighter」の7時間に及ぶ熱戦の幕が切って落とされた。
今回3年越しのDE耐!初参加となった僕は、主に消火器を携えて給油時の消火準備を担当することとなった。…というのもレースなどのスポーツ走行時はエンジン回りが公道を走行する以上に熱を帯びていて、給油時にうっかりこぼすと引火する危険性が非常に高いことから、すぐ消火できるよう消火器を携えたチームスタッフが待機する必要があるそうだ。今回7回給油に入ったけど、無事にこぼすことはなかった。
また、迂闊にピットロードに飛び出すと危険なことから、給油時以外の多くはピット内にいたけど、天井に設置されたモニターに掲示される順位に注視した。
7時間後のゴールに向けて順調に周回を重ねるチームもあれば、序盤でのエンジントラブルから必死にリカバリーすべくピットロード上でマシンの整備に取り掛かるチームもいたりと、コース・ピットともに各チームごとの熱戦が繰り広げられ、午後3時30分にチェッカーフラッグが振られ、
「さくら工房&B-Fighter」は87周を周回し56位で完走した。
…7時間に及ぶ熱戦を終えてからは表彰式が行われ、各賞が授与される中…
「さくら工房&B-Fighter」も完走チーム内で最遠距離から参加した登録ライダーがいるチームを表彰する「遠くから参加しにきたで賞」を受賞した。…しかしそれだけでは収まらず、
「さくら工房&B-Fighter」を含めた両隣りの4チームが、それぞれ受賞するという偶然にしては余りにも出来過ぎる珍事にもなって、各チームにとっても充分過ぎる程の思い出が出来たといえるだろう。
ピット内の撤収を済ませてから、夕方5時30分にツインリンクもてぎを離れ一路宇都宮へ…。一旦ホテルに戻ってから、夜7時にララスクエア宇都宮の地下にある「しゃぶ葉・宇都宮店」でメンバーが集まっての夕食会となった。
…今回は「三元豚バラ 食べ放題コース」を注文し、皆豚バラ肉のしゃぶしゃぶ鍋を存分に食べて、すっかり腹一杯になった夜8時40分過ぎに解散してホテルに戻り、夜10時過ぎには就寝した。
…その3に続く。
*1:ホンダ・XR50モタード