正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第283回~

今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽クロスオーバーSUV・新型ハスラーを紹介したい。

 

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先の東京モーターショーで先行発表され、6年ぶりのモデルチェンジで第2世代となる今度の新型は、「もっと遊べる! もっとワクワク!! もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトに、トレンドやライフスタイルの変化に対応しながら、新しい楽しさ、ワクワクを提案し、想像力や行動力をさらにかき立てる新たなハスラーを目指して開発した。

 

エクステリアは、ひと目でハスラーとわかる個性的なキャラクターとタフで力強いスタイルを融合させたデザインを採用。丸型ヘッドランプとスクエア基調のグリルは特徴的なアイコンとして踏襲し、フードを持ち上げることで厚みのある顔周りを表現した。

 

インテリアは、インパネデザインにタフな世界観を演出する3連インパネカラーガーニッシュを採用。上下のバーでガーニッシュを挟み、力強い骨格を表現した。また、4.2インチカラー液晶メーターを採用。視認性、アニメーションにもこだわり、日々の運転を楽しくサポートする。

 

機能面では、荷室側からも操作可能なスライド用ストラップを後席背面に採用。シーンにあわせてラゲッジスペースの荷室容量を調整できる。また、荷室下には防汚タイプラゲッジアンダーボックスを採用。ラゲッジボードを外せば荷室高が拡大し、背の高い荷物を収納することができる。

 

安全面では、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加え、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を標準装備し、前後の安全性能を高めた。さらに、ターボ車には、全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能をスズキ軽自動車として初採用するなど、安全運転を支援する機能を充実。「サポカーSワイド」、「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」に該当する。

 

走行面では、軽量と高剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」、環状骨格構造などを採用。操作性を高め、振動を徹底的に抑えたステアリングは、意図した通りに車が動く操舵感を、専用チューニングを施したサスペンションは優れた乗り心地を実現する。

 

パワートレインは、新開発「R06D型」エンジン(NA車)と新開発CVTの組み合わせ。低速域から中高速域までの実用的な速度域で優れた燃費性能と軽快な走りを実現した新パワートレインの採用に加え、マイルドハイブリッドを全車に搭載した。

 

平成26年の初代モデル発売以来、軽ワゴンSUVを融合させた斬新なジャンルの軽クロスオーバーとして高い人気を博し、初のモデルチェンジを受けた新型ハスラー。好評を博した初代モデルのキープコンセプトとしながらも、より角を立てた外装のスタイリングは、どこか同社の軽オフロードSUVジムニーを思わせるようだ。

 

新型ハスラーは来月20日に正式発売されるけど、それを知ってかダイハツも来年初頭に開催される東京オートサロンで、ハスラーと直接競合するであろう新型の軽クロスオーバーのコンセプトモデルを出品するらしいだけに、早くも熾烈な販売競争が繰り広げられそうだ。