正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第186回~

今回のニューモデル紹介日記は、日産の高級ツアラーセダン・新型スカイラインを紹介したい。

 

昭和32年の初代モデル発売以来56年の歴史を持つスカイライン。今夏「インフィニティQ50」の車名で海外向けに先行発売された13代目となる今度の新型は、旧型モデルに対して全高を10mm下げて全幅を50mm広げたロー&ワイドのプロポーション、LEDヘッドランプ、FRらしいスポーティなサイドビュー、印象的なリヤビューなど、躍動感と高揚感のあるデザインを採用。インテリアでは、運転席にドライビングに集中できる高い機能性と高揚感、助手席と後席にはゆとりの空間と快適さを提供するとのこと。

 

搭載されるパワートレインは、フーガ・ハイブリッド/シーマと同じVQ35型3.5リッターのエンジンと1モーター2クラッチシステムを組み合わせたハイブリッドに一本化され、システム最高出力268kW*1の加速性能と、「350GT HYBRID」(2WD)でリッター18.4km*2というクラストップレベルの燃費を両立させている。

 

海外向けでは直4・2リッターのダウンサイジング・ターボやディーゼル車の設定もあるようだけど、低燃費志向の高い国内向けでは当面ハイブリッドのみの設定となるようだけど、ガソリン車については従来モデルの2.5リッター車を継続発売するらしい。

 

また、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初のステアリングシステム「ダイレクト アダプティブ ステアリング」と名付けたステアリングバイワイヤ技術や、高速走行時に車線(白線)に対する車両の向きを検知してタイヤの角度と操舵反力を微調整する世界初の技術「アクティブレーンコントロール」といった最新技術を初搭載しているという。

 

…平成13年発売の11代目・V35型から「インフィニティ」ブランドで改めて世界進出し、同ブランドの主力量販モデルという位置づけも持ったスカイライン。今度の新型は国内向けの現行日産車では、平成元年~7年に生産されたG50型初代Q45以来17年ぶりとなる「インフィニティ」のブランドエンブレムが装備されているけど、歴史あるグランドツアラーの新たな姿がどのように受け入れられるのだろう。

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