近頃のコロナ禍の影響によって県外への遠征に行く機会がすっかり減ったけど、今回はちょっと趣向を変えて電車に乗っての遠征に行ってみた。…朝8時40分過ぎにオートバイで自宅を出発、1時間ほどかけてJR金沢駅に到着した。
というのも今回の遠征は…、
北陸本線や第3セクターによる並行在来線のローカル運用を担っている521系が来月から七尾線にも新たに導入され、平成3年の七尾線電化時から走ってきた415系800番台や北陸本線から編入してきた413系といった旧型車からの世代交代が始まることから、これら国鉄時代から長年走ってきた電車たちへの惜別を込めて乗ろうと思い立っての鉄旅遠征となった。
午前10時31分発の七尾行き普通電車に乗って、415系800番台に揺られながら能登路の鉄路を1時間30分程掛けて七尾駅には正午に到着した。
七尾駅に到着すると、ちょうど昼時だったことからリボン通り沿いにある井田屋食堂に立ち寄って、
昼食のいなり寿司定食を食べてきた。
…昼食を終えてからは市内の中心街となる「一本杉通り」や「リボン通り」を散策、通り沿いには地元でも長い歴史を持つ商店が何軒か営業していて、能登エリアに本拠を置く地場スーパー「どんたく」の本店やその隣に建つ昭和の面影をうっすらと感じる衣料品店、更には老舗の酒販店の軒先には…
…若かりし頃の北大路欣也さんが写った、昭和50年代初頭のものと思しきお酒のポスターが掲げられていた。
その後、駅前のバスターミナルやタクシープールで路線バスやタクシーをウォッチングしてから、午後1時58分発の金沢行き普通電車…
ここでも415系800番台に乗って帰路に就き、午後3時31分に金沢駅に到着。…再びオートバイに乗って野々市市の国道157号線沿いにあるオートバイ用品店に立ち寄りながら、夕方5時30分過ぎに帰着した。