正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第300回~

実に300回目となる今回のニューモデル紹介日記は、ホンダのクラシカル軽ハッチバック・新型N-ONEを紹介したい。

 

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2012年の発売以来8年ぶりのモデルチェンジで第2世代となる今度の新型は、レトロ感あふれる親しみやすいフロントマスクや、ホンダらしい素性の良い走行性能から、多くのファンを生み出している。新型は『N-BOX』をはじめとするNシリーズ共通のテーマ「Nのある豊かな生活」をもとに、長く使えて飽きがこない、末長く愛せるクルマをめざした。

 

外観は「丸・四角・台形」から構成される基本の形はそのままに、軽自動車初のLEDデイタイムランニングランプを搭載し、フロントマスクの個性をより強調。内装は、必要なもの以外を大胆に削ぎ落とし、ホンダのクルマづくりの基本理念「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想)」に則り、ミニマルで心地よい空間を実現した。運転席は従来のベンチシートからホールド性の高いセパレートシートとなっている。

 

最新のプラットフォームを採用したことで先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備。6MTモデルでは軽自動車として初めてACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKAS(車線維持支援システム)を採用した。

 

便利機能では「リアシートリマインダー」を軽自動車として初採用。エンジン始動から停止までのリアドア開閉履歴を記録し、リアドアを開閉していた場合にはエンジン停止後に荷物などの置き忘れをメーター内で注意喚起する。

 

グレードは「オリジナル」「プレミアム」「プレミアムツアラー」「RS」の4種類。RSはターボエンジンに6MT(CVT車も設定あり)を組み合わせる。FFターボに6MTを組み合わせるのも軽自動車としては初となる。

 

…往年の代表車種・N360のコンセプトをモダナイズしながら引き継ぎ、第2世代へと進化した新型N-ONE。好評だった外観デザインをほぼそのまま踏襲し、内装やプラットフォームを一新するという斬新なモデルチェンジを行うという、単なるキープコンセプトと呼ばれる手法のモデルチェンジとは一線を画しているように見える。

 

しかし原点となったN360の原点価値を引き継ぎ、次の時代へとつなぐ普遍的なものを目指すべく、安心してより長く乗れて愛着を持てる「タイムレスデザイン」を外装デザインのテーマに取り入れるとともに、クルマ本来の運転の楽しさを実現すべくプラットフォームからパワートレーンなどを大幅にリニューアルさせている。

 

…現在のホンダにおける主力量販車種の一翼を担っているN-BOXをはじめとする軽自動車「N」シリーズ、その起源となるN360のコンセプトを長年にわたって培い進化させた新型N-ONEの実力は如何程の物だろう。