今年初となるプラモデルレビュー、今回紹介するのは…
BF5型レガシィ・ツーリングワゴン2.0GT(ハセガワ・1/24)だ。
…平成元年にこれまでのレオーネに代わるニューモデルとして発売されたレガシィは、プラットフォームやパワートレーンを新開発し、これまで高い技術力の一方無骨であか抜けない印象のあったスバルのブランドイメージの向上に大きく貢献した。その中でツーリングワゴンもまた、「ライトバンの延長線」にあったステーションワゴンの地位向上に大きく貢献した。同車の1/24キットは新車発売時の平成3年に発売され、ワゴンは後期型の2.0GT、セダンは前期型の2.0RSがモデル化。特にセダンはWRCに参戦していたことからラリーカー仕様車もバリエーション展開された。
去年の秋から製作に取り掛かっていた初代レガシィは今回が初めてで、ボディーカラーは実車のミストライトグレーを意識して、タミヤのライトガンメタリックを選択。メッキ仕上げとなっているアルミホイールは薄めた漂白剤でメッキを剥がした上で、アルミシルバーで塗装を図り実車感を高めてみた。また、サイドモールは添付デカールで再現されているけど、敢えてシルバー塗装で仕上げた。
…ただ、このキットも窓部品を接着する際の立て付けが良くなく、リヤシート後部*1のトノカバーも、接着後にまっすぐ定着させるのに難儀した。しかし以前から作ってみたかったキットだったので、ようやく完成できたのが収穫だった。
*1:内装部品自体はセダンと共用