正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第306回~

今回のニューモデル紹介日記は、日産の新型クロスオーバーEV(電気自動車)・アリアを改めて紹介したい。

 

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昨年7月に市販仕様車が発表されたアリア、今回は国内向けの特別限定車「アリア・リミテッド」を発表とともに国内での予約受付が開始された。

 

日本で発売するアリアは、66kWhバッテリー搭載車(B6)の2WDとe-4ORCE(4WD)、91kWhバッテリー搭載車(B9)の2WDとe-4ORCE(4WD)の4グレード。各グレードに予約注文限定の「リミテッド」を設定する。今回予約注文を開始したのはリミテッドのみ。B6 2WDのリミテッドは今冬より、その他のグレードはその後発売する。また、日本以外の世界市場でも、今後、予約注文を開始する。

 

アリアは日産が培ってきた電気自動車のノウハウと最新のコネクテッド技術を融合させたスタイリッシュで革新的なクロスオーバーEV。力強い加速、滑らかな走り、EVの特性を活かした静粛性を兼ね備える。また室内は、ラウンジのような心地よい高級感溢れるデザインで統一し、ドライバーや同乗者を温かく迎える。

 

特別仕様車アリア リミテッドは、先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」など、最先端の運転支援技術を標準搭載。ボディカラーは、特別仕様車限定の2色の2トーン(バーガンディー/ミッドナイトブラック、シェルブロンド/ミッドナイトブラック)をはじめ、全5色をラインアップする。

 

インテリアでは、開放感あふれる「パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)」や、上質なナッパレザーシート(ブルーグレー)、アリア専用「BOSEプレミアムサウンドシステム&10スピーカー」を標準装備する。また、特別仕様車専用装備として、エアロダイナミックなデザインの専用色19インチアルミホイールカバーや、スタイリッシュなキッキングプレート(ARIYAロゴ付LED)をフロントとリヤドアに設定。また、枯山水をモチーフとしたリミテッド専用色フロアカーペットも用意する。

 

価格は66kWhバッテリー搭載車の2WDが660万円、4WDが720万0600円。91kWhバッテリー搭載車は2WDが740万0800円、4WDが790万0200円。なお、アリア リミテッド発売後に販売を開始する標準車の実質購入価格(省庁や各自治体からの補助金を差し引く)は約500万円からとなる予定だ。

 

また日産は、アリア予約注文の開始にあたり、同社初となるグローバル共通のアリア専用予約サイトを開設。日本国内では、専用会員サイト「クラブアリア」に入会することで、購入検討、予約注文、商談などをデジタルで行うことができる。また、顧客ニーズに合わせ、実店舗での試乗や商談とデジタルを自由に組み合わせ可能。さらにクラブアリア会員限定のオンラインイベントやリアルな試乗体験にも参加できる。

 

…いよいよ正式発売に向けて先行予約注文が始まったアリア、国産車では今冬に発売されたレクサスUX300eに続くクロスオーバーEVといえるけど、走行用バッテリーの経年劣化などリーフで指摘されたEVの弱点をどれだけカバー出来ているかや、実質購入価格が500万円以上と高価なだけに、競合するであろう価格帯の近いエンジン車やHV車の競合車種に対するEV独自のアドバンテージを如何にアピールできるかが大きな課題となるだろう。