正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第309回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの中型ハッチバック・新型シビックを紹介したい。

 

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…第11世代となる今度の新型は「爽快シビック」をグランドコンセプトに、親しみやすさと特別な存在感を併せ持ち、乗る人全員が「爽快」になることを目指した。日本市場に投入する新型はハッチバックのみで、まず1.5リットルエンジン搭載車を先行発売し、2022年にはハイブリッドモデルおよび『タイプR』も追加設定する。

 

パッケージングは、昭和58年発売の3代目シビックに倣いガラスエリアが広く開放的な外観と空間、そして広い水平視野角による気持ち良い視界を実現。運転席からはコーナーの先が見渡すことができ、後席でもリアクオーターガラスの追加やベルトラインが下がったことで窮屈さを感じさせない空間とした。

 

ボディサイズは全長4550×全幅1800×全高1415mm、ホイールベースが2735mm。全幅は変わらず、全高は5mm低くなった。

 

今秋発売の新型シビックはまず1.5リットルターボエンジン搭載モデルのみが導入され、2022年中にはハイブリッドの「e:HEV」、さらにはスポーティ仕様のタイプRも追加される計画になっている。

 

1.5リットルターボエンジンは最高出力が182ps(134kw)、最大トルクは現行に対して20Nm上げた240Nm。ドライバビリティと「音と加速の一体感」に磨きをかけた。トランスミッションは現行と同様にCVTと6速マニュアルの2種類の設定。特に6速マニュアルミッションはショートストロークは現行に対して5mm、セレクトストロークも3mm縮めたことにより、操作時の操る歓びをより楽しめるものとなっている。

 

発表されたグレードは「LX」と「EX」の2種類。LXは、ホンダコネクトや9インチディスプレイオーディオ、「トラフィックジャムアシスト」を追加した最新のホンダセンシングなどを装備。EXは、BOSEオーディオやアダプティブドライビングビーム、フルグラフィックメーターなどを装備。エンジンは同一で、両グレードとも6MTを選択することができる。

 

フォルクスワーゲン・ゴルフと並ぶハッチバックベンチマークであり、アコードやCR-Vと並ぶホンダの世界戦略車でもある新型シビック。国内市場ではカローラスポーツマツダ3、インプレッサが競合車種となるようだけど、世界的な半導体不足の影響もあってか、恐らく本命となるe:HEV搭載車が来年の発売となるのが惜しまれる。とはいえ1.5リッター・ターボを搭載するエンジン車も必要にして十分な性能を持っているので、今秋の正式発売に期待したい。