正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第310回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの小型HVハッチバック・新型アクアを紹介したい。

 

response.jp

…2011年の発売以来、9年7か月ぶりとなるモデルチェンジで第2世代となった今度の新型は、「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」として、毎日楽しく、安全・安心で快適に乗ることができる充実した装備と、より高度な環境性能を追求した。

 

従来型比で約20%向上した35.8km/リットル(BのWLTCモード燃費)の低燃費といった優れた環境性能はもちろんのこと、心地よい加速がもたらす上質な走りを実現。また、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントや停電時に電気が取り出せる非常時給電モードを全車標準装備とするなど、こだわりを持った装備も充実させている。

 

「B」「X」「G」「Z」の4グレードでそれぞれFFとE-Four(電気式4WDシステム)を設定。価格は198万円から259万8000円となっている。またクルマのサブスク「KINTO」なら、7年プラン・ボーナス月加算11万円の場合、月額1万9580円から利用可能。ウェルキャブ仕様車(車いす収納装置付車 助手席ターンチルトシート付・フレンドマチック取付用専用車)も用意する。

 

新型アクアは、高出力な「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載電池として世界初採用。従来型アクアのニッケル水素電池に比べバッテリー出力が約2倍に向上したほか、アクセル操作への応答性が向上し、低速からリニアでスムースな加速を実現する。また、EV走行可能速度域を拡大し、街中の多くのシーンでエンジンを使わず電気だけで走行できる。

 

また、「快感ペダル」をトヨタ初採用(Bを除く)。走行モードから「POWER+モード」を選択すると、アクセルペダルを緩めるだけで回生によって減速度を増大させ、滑らかに減速できる。アクセル・ブレーキペダルの踏みかえ頻度を抑え、ドライバーの負担を軽減しつつ意のままの走りを実現した。

 

パワートレインは、高効率の1.5リットルダイナミックフォースエンジンとアクアに最適化したHEVシステムを組み合わせ、コンパクトカークラストップレベルとなる35.8km/リットルの低燃費とHEVらしい軽快な走りを高次元で両立。また、アクア初となるE-Fourを採用し、雪道でもより安心して走行できるようになった。

 

新型アクアは、最新の「トヨタセーフティセンス」を標準装備。交差点での右左折時の事故に対応範囲を拡大したプリクラッシュセーフティ、全車速追従型レーダークルーズコントロール、同一車線内の中央走行を操舵支援するレーントレーシングアシスト、ペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポートなど、最新の予防安全機能を搭載している。

 

さらにハンドル操作、ブレーキ、アクセル、シフトチェンジなど、駐車時における全操作を車両が支援するトヨタチームメイト アドバンストパーク、従来の前後進行方向に加え新たに側方の静止物を検知対象とし、警報とブレーキ制御で接触回避を支援するパーキングサポートブレーキといった、トヨタコンパクト車初の技術を採用し、運転時・駐車時など幅広いシーンでドライバーを支援する。

 

また、災害時など、万が一の際に役立つ給電機能を全車に搭載する。アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)は、停電など非常時(車両駐車時)に「非常時給電モード」にすると、電気ポットやドライヤーなどの家電製品が使用可能な非常用電源として活用可能。もちろん、普段の走行時にはアクセサリーコンセントからだけでなく車内のUSB端子を通じてスマートフォンなど電子機器を充電できる。

 

新型アクアは、コンパクトなボディはそのままに、TNGA(GA-B)プラットフォームを採用することで、高いボディ剛性と静粛性に加え安定感のある走りを実現。日本の道路環境にマッチしたコンパクトなボディサイズはそのままに、ホイールベースを従来型に対し50mm延長することで、特にリヤシートの居住空間や荷室空間を拡大し、利便性を向上した。

 

ボディサイズは全長4050mm、全幅1695mm、全高1485mm(E-fourは1505mm)、ホイールベース2600mm。

 

エクステリアは、前後に伸びやかなモノフォルムシルエットのキャビンと、左右に張り出したリアフェンダーの組み合わせで、スマートでエモーショナルかつ動感のあるデザインとした。ボディカラーは、シンプルかつクリーンな質感の新規開発「クリアベージュ」をはじめ、上質感のある全9色を設定している。

 

インテリアは、機能をひとくくりに集約し、シンプル・クリーンかつ上質な空間を表現。またソフトな合皮巻きのオーナメントやアームレスト、便利で快適な合皮パワーシートなど、クラスレスで上質なデザインを採用する。

 

またボックスティッシュなどを収納できる助手席アッパーボックスや、センターコンソールには充電ケーブルをスッキリ格納できるスライド式トレイを採用し、便利でスマートな収納を実現。さらに、操作性・視認性に優れた10.5インチ大型ディスプレイオーディオをトヨタコンパクトカーとして初採用(Zに標準装備、Gにメーカーオプション)している。

 

…2011年の発売以来「次の10年を見据えたコンパクトカー」のコンセプトを追求し、高い実用性に加え、ハイブリッド専用車として圧倒的な低燃費・静粛性をリーズナブルな価格で実現した初代モデルから、9年7か月ぶりのモデルチェンジを受けた新型アクア。同じトヨタの小型クラスでは昨年モデルチェンジされたヤリスがこれまでのヴィッツより走行性能を重視したのに対し、新型アクアは基本的な外装デザインこそ先代モデルのキープコンセプトながら経済性や静粛性に加えてより高い実用性を兼ね備えるというカタチで住み分けが図られているようだ。

 

従来より大幅に小型化された走行用車載電池の搭載により、更なるバッテリー出力の向上や軽量化が図られ、クラストップレベルの低燃費を実現させるとともに、新型からは電気式4WDの「E-Four」搭載車も設定され、寒冷・積雪地での需要にも応えている。

 

競合車種についてはヤリスと同じくノートやフィット、特にHV仕様車を競合車種としているけど、サイドブレーキが電動式ではなく先代モデルと同じペダル式となっているのが惜しまれる。ここは国内向け仕様のヤリスもレバー式なので改善の余地はありそう。…先代モデルが2013年から2015年まで登録車年間販売台数トップを記録するなど、『プリウス』とともにトヨタの国内販売を牽引しただけに、今度の新型ではヤリスとの小型クラス「2枚看板」で更なるヒットを狙えるかが鍵となりそう。