日本道路公団が発注した橋梁工事をめぐる談合事件で、分割発注を指示し公団に不要な支出をさせたとして道路公団の内田道雄副総裁を独禁法違反と背任の容疑で逮捕した。
調べによると、内田副総裁は当時建設会社の顧問だった元公団理事が談合を行っていることを知っていながら、昨年一括発注が決まっていた高架橋工事を分割受注にするよう指示して談合を幇助し、分割工事としたことにより公団に不必要な支出をさせ損害を与えた容疑がもたれる。
しかし当の内田副総裁は犯行を真っ向から否認しており、高検・地検特捜部は公団首脳をも巻き込んだ大規模な汚職の実態究明に向け、更なる追究に望む構えを見せている。
…それにしても、税金で給料をもらっている公務員は出世をすればするほど、ここまで感覚がおかしくなるのかねぇ…。そういう立場だからこそ、初心を忘れず進んで襟を正さなきゃいけないのにね。ましてや談合とかがなきゃ高速道路はもっと安く利用できるはずだと思う。