コナミ日本シリーズは20日、ヤフードームで第7戦を行い、福岡ソフトバンクホークスが3-0で中日ドラゴンズに勝利。'03年以来8年ぶり5回目の日本一に輝いた。ソフトバンクは今シリーズ開幕から2連敗したが、敵地名古屋で3連勝。再び福岡の地で敗れ勝敗をタイとしたが、最終戦で接戦を制しての歓喜となった。
試合は3回裏にソフトバンクが押し出しのフォアボールで先制し、続く4回にもタイムリーヒットで追加点を挙げて逃げ切った。一方の中日も序盤から継投策に打って出たが、ソフトバンクの投手陣を前に打線が振るわなかった。
…中日は今期で契約満了となる落合監督の「有終の美」を飾るべくシリーズに臨み、3勝3敗の五分に持ち込んだものの、最後の花道を勝利で飾ることことが出来なかったのが惜しまれる。しかし、独自の野球哲学でチームを強豪に押し上げた落合監督の功績はこれからも語り継がれることだろう。