「あの車、どう?」～第262回～

今回のニューモデル紹介日記は、スバルの中型クロスオーバーSUV・新型フォレスターを紹介したい。

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平成24年以来6年ぶりのモデルチェンジで第5世代となる今度の新型は、スバルが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車だ。スバルでは初めてとなる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を採用、安全な走行をサポートする。モーターアシストによる加速により、日常シーンでも走りが愉しめる「e-BOXER」(水平対向エンジン＋電動技術の総称)を搭載した。

車体構造には「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用。クラストップレベルの快適性と安全性能をめざした。安全装備では「歩行者保護エアバッグ」と「アイサイト・ツーリングアシスト」を全車標準装備している。

搭載されるエンジンは、ガソリン車には2.5リットル水平対向直噴4気筒DOHCエンジンを搭載、リニアトロニックを介して全車輪を駆動するAWD、e-BOXER車には2.0リットル水平対向直噴4気筒DOHC+モーターを搭載、リニアトロニックを介して全車輪を駆動するAWDとなっている。

…スバルの世界戦略車として主力車種の一翼を担う新型フォレスター。昨秋の無資格検査問題や燃費数値の偽装など暗いニュースが続く中、新型フォレスターの発売がネガティブな印象を払拭すべく試金石として六連星の輝きを取り戻せるか、来月19日*1の正式発売が待たれる。

*1:e-BOXER搭載車は9月14日

「あの車、どう?」～第261回～

今回のニューモデル紹介日記は、スズキのオフロード4WD・新型ジムニーを紹介したい。

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20年ぶりのモデルチェンジで第4世代となる今度の新型は、軽自動車規格の「ジムニー」と同社をベースに小型車企画とした「ジムニーシエラ」の2本立てで、7月に正式発表・発売となる。

新型の外観は２代目・SJ30型～JA11型を意識したスクエアボディへとまた新たに変貌を遂げた。しかしながら、グリルやランプなど一見してジムニーとわかる部分はもちろん、メカニズムも長年培われた伝統のものを継承している。ラダーフレームをはじめ、エンジン縦置きFRレイアウト、副変速機付パートタイム4WD、3リンク式リジッドサスペンションなど、走破性を追求し続けるアップデートも随所に施されているという。

グレード構成は直3・660ccエンジン搭載の新型ジムニーは4WDで、5MTか4ATを選べる。「XC」、「XL」、「XG」の3仕様が設定された。直4・1500ccエンジン搭載の新型ジムニーシエラも4WDで、5MTか4ATを選べる。「JC」と「JL」の2仕様を設定。

…軽規格の改定に伴ってモデルチェンジされた先代モデル・JB23型から、20年ぶりのモデルチェンジとなる新型ジムニー。無骨ながら一目でわかるスタイリングや伝統のメカニズムなど、現在主流となっているクロスオーバーSUVとは一線を画したジムニー独自の世界観が新型でも継承されているのが何よりだ。その実力が如何程かは来月の正式発表・発売までのお楽しみとしたい。

街かどコスプレイヤー＆痛車コレクション2018初夏

今日は富山県小矢部市で開催された「街かどコスプレイヤー&痛車コレクション2018初夏」に行ってきた。

午後12時30分前に自宅を出発、国道8号線を北上して小矢部には午後1時20分過ぎに到着した。…市役所横の駐車場に車を停めて少々歩いて会場となる石動駅前商店街に入ると、県内や近県からお気に入りのキャラクターに変身したコスプレイヤーや30台の痛車が集まっていた。

http://webun.jp/item/7471311

このイベントは商店街を中心とした地元有志によるNPO団体「石動まっちゃプロジェクト」が初夏と秋の年2回開催していて、商店街中心部の寺院や呉服店など6か所にコスプレ撮影スポットが設けられたとのこと。

地元商店街の一角を歩行者天国とし、痛車の展示やコスプレを扱ったイベントという点では、新潟県上越市で毎年春に開催される「高田本町春フェスタ」に通じるところがあるといえるだろう。

…ここで参加した痛車の中から、注目した車を紹介したい。

まず紹介するのは「けものフレンズ」仕様のGRS204型クラウンです。…同作に登場するメインキャラクターの一人(というよりは一頭?)・サーバルキャットをモチーフに、同じオーナーさんの所有する2台のホンダ・モトコンポと一緒に展示されていました。

続いて紹介するのは「蒼穹のファフナー」仕様のZ12型キューブです。…平成16年に放送されたSFロボットアニメをモチーフに、ダッシュボードには同作に登場したロボットのプラモデルも展示されていました。

続いて紹介するのは「ガールズ&パンツァー」仕様のB21A型デイズルークスです。…同作に登場する聖グロリアーナ女学院の戦車道部メンバーをモチーフに、屋根にはメンバーたちのぬいぐるみが載っていました。

続いて紹介するのは「ガールズ&パンツァー」仕様のNCP131型ヴィッツです。…此方も聖グロリアーナ女学院の戦車道部メンバーをモチーフとしているのですけど、スポーティーグレードがベースということもあってレーシーな外装の仕上がりとなっていました。

続いて紹介するのはmixiで親交のある鶴来観光さんのS210P型ハイゼットトラックです。…「神姫絶唱シンフォギア」をメインに「ガールズ&パンツァー」などを交えたデコトラ仕様で、ベースが冷凍車ということから…

荷室の内部をマイルーム仕様に改装されていました。

今回のトリを飾るのは「サクラクエスト」仕様のS14型シルビアです。…同作は富山県南砺市に本拠を置くアニメ制作スタジオ・P.A.Worksの制作で昨年放送され、南砺市などが主な舞台のモデルとなりました。

20年でゴルフボールはどう進化した?

YouTubeで、こんな映像を発見した。

1998 Golf Ball Vs 2018 Golf Ball (20 Year Test)

…イギリスで制作された2種類のゴルフボールを用いた比較検証映像だ。

同じメーカー製の1998年に生産された糸巻きボールと現行品の4ピースソリッドボールを、プロのゴルフ講師が3種類のゴルフクラブ*1で打った際の飛距離やスピン量などを検証するという内容だ。

まず飛距離については現行品のソリッドボールがより遠くへ飛び、ドライバーでは12ヤード*2の差が付いたけど、サンドウェッジでのスピン量ではバックスピンの掛かりやすい糸巻きボールより回転数が高かったのが意外な発見だった。

その後2種類のボールの中身を検証すべく特殊なはさみでボールを切るのだけど、糸巻きボールにはさみを入れた際に糸ゴムに巻かれた芯に入っていた液が飛び出し、ゴルフ講師もかなり驚いた様子だった。

…数あるゴルフ用具の中でもこの20年で特に進化の進んだゴルフボール、世界の名だたるトッププロがバラタカバーの糸巻きボールを愛用した時代からウレタンカバーの複層ソリッドボールへと移行したように、将来は技術の進化が進むに連れてどんな素材のボールが生まれることだろう。

*1:サンドウェッジ、7番アイアン、ドライバー

*2:7番アイアンでも約6ヤード

新潟県知事選挙、花角英世氏が初当選

新潟県知事選挙は10日に投開票が行われ、与党の支持を受けた元海上保安庁次長の新人・花角英世氏が、5野党の支持を受けた元県議の新人・池田千賀子氏らを破り、初当選を果たした。

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米山隆一前知事の辞任を受けて行われた今回の知事選は、自民・公明の与党からの支援を受けた花角氏と立憲民主・国民民主・共産・自由・社民の5野党からの支援を受けた池田氏との事実上の一騎打ちとなり、しのぎを削った両氏の得票差も37102票とかなりの接戦で、投票率も58.25%と前回を5.20ポイント上回った。

副知事の経験もある花角氏は、幅広い支持を集めるため政党色を抑えるとともに、長年にわたって運輸行政などに携わった経験を生かして県内観光の振興や交通網の整備、それに経済の活性化などに取り組むと訴え、与党支持層の支持を固めたほか、支持政党を持たない無党派層や柏崎刈羽原子力発電所の反対する人の票をも取り込んだ。

今回の当選を受けて花角氏は「選挙中に約束してきたことの実現に向けてしっかりと取り組んでいきたい。ふるさと新潟を元気で、暮らしやすい県にすることを約束する」と述べた。

また、今回の選挙戦で大きな争点となった柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、「私も原発の再稼働には不安があり、米山前知事が設置した福島の原発事故の検証委員会の答えを受けてリーダーとして何らかの結論を出さないといけない。県民の納得がない限り、原発を動かすことはできず、県民の理解を第一に考えたい」と述べ、元知事の泉田裕彦衆院議員からの路線を継承する考えを示した。

…北陸・信越の中心的な位置づけにある、新潟の新たなリーダーの座に就いた花角次期知事。どのような県政を目指して行くとともに、より活気のある新潟を作り上げられるかその手腕が問われる。

ショートコースでプレデビュー

今日は小松市のふれあい健康広場にあるシーサイドゴルフ場へ、プレデビューとなるラウンドを回ってきた。

朝9時に自宅を出発し、白山市内の国道8号線沿いに新設された自動車販売店や4月に開設した道の駅・めぐみ白山に立ち寄ったり、川北町の大型ホームセンターで日除けの帽子などを仕入れ、ふれあい健康広場には11時20分過ぎに到着した。

…ふれあい健康広場シーサイドゴルフ場は、白山連峰や日本海を見渡せる9ホールのショートコース*1で、実戦練習を兼ねて回る腕の立つセミアスリートから家族連れに年輩の夫婦と、初夏の日差しが差す青空の下でゴルフを楽しむ人の姿が結構見られた。

週イチのペースで練習場に通った成果を試すべく、意気揚々とラウンドに臨んでみたところ…ショートコースながら初めてコースを回る緊張もあってか、思っていた以上に打数が嵩んだ上に池ポチャやOBも加わって、用意した10球のボールが2球しか残らなかった。

とはいえ、実戦の感覚を養うにも充分に楽しめる上にプレー料金も1日2500円*2とリースナブルなので、もう少し腕を上げてからリベンジに臨みたい。

*1:617ヤード・パー27、最長132ヤード

*2:ゴルフ用品店によっては500円割引券が店頭で配布されている

「あの車、どう?」～第260回～

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの新型軽ワンボックスバン・N-VANを紹介したい。

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今年2月に生産を終了したアクティバンの後継モデルとなるN-VANは、平成23年の初代N-BOXより投入された新世代軽自動車「N」シリーズでは初めてとなる商業車で、アクティバンのモデルチェンジされた平成11年以来19年ぶりの新型車となる。

事前の商品情報では「はたらき方を変える“ダブルビッグ大開口”が、画期的な使いやすさを実現」としており、独自構造をアピールする構えだ。ダブルとはバックドアを上にはね上げた時のテールゲート部と、助手席側のボディーサイド部を示す。特に、助手席側は軽バンでは業界初となるセンターピラーのない構造とし、ここから大きな荷物の積み下ろしが楽にできるようにしている。

テールゲートの開口部は高さ1300mm・幅1230mm、また助手席側のボディーサイドの開口部は高さ1230mm・幅1580mmを確保している。室内の最大長は2635mmに及ぶ。荷室フロアは、助手席を前に倒した部分まで全てフラットになる構造とした。最大積載量は350kgで、スペースとしては大瓶20本が入るビールケース40個が収容できるという。

バリエーションは基本的なモデルである「G」と「L」のほか、スタイリッシュなデザインでカラーバリエーションも各7タイプと多い「＋STYLE FUN」(プラススタイル ファン)と「＋STYLE COOL」(プラススタイル クール)も設定した。仕事とレジャーの両方で使うというニーズも想定している。

全てのタイプに4輪駆動が設定され、「＋STYLE」シリーズにはターボ車の設定もある。変速機はCVTと6速のMTを選択できる*1。また、毎日使われるクルマとして安全性能も重視し、安全運転支援技術のパッケージである「ホンダセンシング」を全タイプ標準装備としているのも特徴だ*2。ただし、費用面から各グレードとも非装備車も選択できるようにしている。

…生産・発売期間が19年のロングライフモデルだったアクティバンの後を受けて発売されるN-VAN。助手席側をセンターピラーレス構造とすることによる開口部や荷室の広さは、エブリィやハイゼットといった競合車種に対して大きなアドバンテージとなりそう。今後は乗用車登録のバモスの後継モデルとなる派生モデルの追加も気になるところだけど、まずは今夏の正式発売でどんな反応が出るかに注目したい。

*1:ターボ車はCVTのみ

*2:MT車では一部機能が搭載されない