今回のニューモデル紹介日記は、マツダの主力モデルのひとつ・新型アクセラを紹介したい。
平成15年に、これまでのファミリアに代わる小型セダン/ハッチバックとして発売以来、全世界での累計販売台数が200万台を超える世界戦略車として評価が高い。
第2世代目となる今度の新型は、“再びカスタマーの期待を超える”を開発コンセプトとして、従来から評価の高いスポーティな走りとスタイリングを継承し、進化させることを意図した。加えて、質感が高く機能性に優れた室内空間、先進の環境・安全性能の実現を開発目標とした。
そんな中でも、2リッター車に新開発のアイドリング・ストップシステム「i-STOP(アイ・ストップ)」が搭載されたことが特筆すべきポイントだろう。「i-STOP」は停車時に止めたエンジンを0.35秒で再始動でき、信号待ちや渋滞の多い都市部での環境性能の向上のみならず、燃費についても従来モデルより15%の改善となっていて、1.5リッター車も新型CVTの搭載によりリッター18.4kmを実現している。
スタイリングの面でも、マツダのアイデンティティといえる5角形がモチーフのフロントグリルをリファインし、これまでのスポーティーさに加えて躍動的且つ洗練されたデザインとなっている。…国内のみならず海外でも高い評価を得たアクセラが新型にモデルチェンジされ、従来型を超えられるかがこれからの課題といえる。