正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第206回~

今回のニューモデル紹介日記、まずはダイハツの新型軽ワゴン・ウェイクを紹介したい。

 

ウェイクは、大人4人がゆったりと乗車できる軽最大の室内空間「ウルトラスペース」を1835mmの全高で実現。室内高は軽自動車トップとなる1455mmで、レジャー使用時には大人が窮屈に感じることなく、室内で着替えもできる。また、地上からドア開口部までは1700mm。子どもから大人、高齢者まで、楽な姿勢で乗り込むことができるように設計されている。

 

また、目線の高さを1387mmとして、座ってわかる見晴らしの良さ「ファインビジョン」を実現。遠くまでしっかり見通すことができ、ゆとりある運転をサポートする。

走行面では、全高1835mmを実現するため、サスペンションやボディ構造を進化させたほか、ダイハツ初となる空力フィンを採用。また、重心より上の部分を軽量化し、タントと比較して、全高85mmアップにもかかわらず、重心高は約10mmアップに抑制。高さを感じさせない優れた走行安定性や乗り心地を実現している。

 

…ボジション的にはタントとアトレーワゴンの中間的な位置にあるようだけど、これだけ広い室内空間を有しているとなれば、最近流行の長距離ドライブでの車中泊や、自転車・小型オートバイを積載するトランスポーターなど、幅広い趣味のお供としても活躍してくれそうだ。但しベーシックグレードで135万円からと、普通車と遜色ない価格がネックになりそうか。

 

続いてホンダのフラッグシップ・新型レジェンドを紹介したい。

 

平成24年6月の生産終了以来、2年半ぶりの復活となった今度の新型は、3モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド-AWD」を採用。車体前部に新開発のV型6気筒直噴i-VTECエンジンと、モーター内蔵の7速DCTを、車体後部に2つのモーターを搭載し、システム最高出力は382psに達する。

 

「スポーツ ハイブリッド-AWD」は、車体後部に搭載した2つのモーターにより、駆動力に加え、減速力も左右それぞれで自在に制御するトルクベクタリングを可能とし、全速度域で高い操縦安定性を実現するという。

加えて、車体前部に1つ、後部に2つ配置された計3つのモーターとエンジンを使い、ドライバーの要求や走行状況に応じて、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の3駆動方式と、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブという3走行モードの中から、最適な駆動方式と最もエネルギー効率のよい走行モードを連続的に自動で制御。あらゆるシーンでの高い操縦安定性、上質な乗り心地と、リッター16.8km*1の優れた燃費性能を達成する。

 

また、世界初となる歩行者への衝突支援を回避する「歩行者事故低減ステアリング」など、事故の未然防止や回避のための運転支援技術「ホンダ センシング」を搭載し、安心で快適なドライブをサポート。

 

内外装は流麗でダイナミックなエアロフォルムを追求。エレガントなキャビンと力強いワイド&ローフォルムを表現した。また、宝石の輝きを彷彿させるジュエルアイLEDヘッドライトを採用。全長を従来モデルとほぼ同等としながら、ホイールベースの延長によって後席空間も拡大している。

 

また、本革シートに加え、インストルメントパネルやドアライニングなど、乗員が触れる部分には、革の風合いを生かしたソフトパッドを採用するなど、包み込まれるような安心感をもたらす空間とした。

 

…メーカーを象徴する「フラッグシップ」と呼ばれる高級セダンにおいて、競合車種のクラウン・マジェスタやレクサスLS、シーマもハイブリッドを採用しているけど、このクラスでいち早く取り入れた先駆といえる新型レジェンドの新たな「伝説」の1ページは、どのように刻まれるのだろう。

*1:JC08モード