今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽スペシャリティー・新型セルボを紹介したい。
「セルボ」は昭和46年に発売されたフロンテクーペを起源とし、規格改定後の昭和53年に大幅なマイナーチェンジにより「セルボ」の車名になった。…その後2度のモデルチェンジを経て平成2年に「セルボ・モード」として発売された先代モデルは、高い質感の内外装や織田裕二*1さんを起用したCMで人気を博し、アルトやワゴンRとともにスズキの看板車種として高い支持を集めた。
…平成10年の規格改定で一度その歴史を閉じたセルボではあるが、2004年発売のR2や今年発売された「i」やソニカに真っ向から挑むべく、今回8年ぶりの復活となった。
その新型セルボは経済性の高さや取り回しの良さといった軽自動車本来の基本性能と歴代セルボの伝統といえる質感の高い内外装や動力性能を両立させ、幅広いユーザー層にアピールしている。…最近は2004年発売のスイフトやエスクード、SX4などの普通車も好評なことから、スズキが得意とする軽自動車でも、その勢いを加速させたいところといえそう。
*1:実は織田さん自身も所有されていたそうだ
