正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

乗らない車を被災地復興支援に活用を呼びかけ

1月に発生した能登半島地震から2か月近くを経て、被災した能登半島の各地ではインフラの復旧が着実に進みだしている。そんな中、一昨日の新聞紙面にこんな記事が掲載されていた。

 

www.hokkoku.co.jp

被災者に無料で車を貸し出している日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)が、能登半島地震の被災地を支援しようと、車の寄付を全国に呼びかけている。廃車予定の車も歓迎しており、解体して部品を換金し、活動費に充てる。

 

東日本大震災を契機に活動する協会は1月中旬以降、石川県七尾市輪島市に拠点を設置。貸し出し要望は2月18日時点で975件に上った。事業部長石渡賢大さん(34)は「車が主たる交通手段で、細い道も多い。過去の災害と比べて要望が多く、特に小型車が求められている」と話す。

 

車の状態で判断し、場合によっては換金してスタッフの人件費や車両の維持費に役立てる方針だ。

 

www.japan-csa.org

…協会の公式ホームページによると、現在珠洲市輪島市門前町能登町七尾市能美市に車輌の貸し出し拠点を設けていて、短期では最長3日間、長期では1か月ごとの更新で車を無償で貸し出している。

 

主に撤去した瓦礫などの運搬に使う軽トラックや、支援者の送迎に使うワゴン車(ワンボックスカー、ミニバン等)の需要が高いけど、現地での使用には車検が3か月以上残っていることや冬タイヤの装着などの条件があるとのこと。

 

…もし様々な理由から乗る機会の少なくなった車を、何らかのカタチで活用したいと考えているオーナーさんがいるとしたら、車を通して復興支援に携わる活動があることを知って欲しい。