正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

日本航空の「鶴丸」今月下旬で見納め

50年もの長きに渡り世界の空を飛び続けた日本航空のシンボルマーク「鶴丸」が、5月下旬に同社の機体から見納めとなる。

「鶴丸」のマークは昭和34年に、日航初のジェット旅客機としてダグラスDC-8型の導入にあわせて誕生した。…当時は海外旅行の需要拡大に向けて国際線の拡大に力を入れてきた時期で、日本から飛んできたことがわかるように、日本古来の鳥である鶴をモチーフにしたという。その後は機体の垂直尾翼にも描かれ日航の象徴として長年親しまれてきた。

平成14年に日本エアシステムと経営統合したことにより、現在の太陽をモチーフとしたシンボルマークに変更され、現在は国際線・国内線共に1機を残すのみとなった。…その見納めは今月下旬に塗装の更新に中国・アモイに向かうボーイング767-300ER型旅客機になる。

…僕は機体のカラーリングではどちらかというと全日空の方が好みだけど、日航を語る上で欠かすことの出来ない「鶴丸」がそろそろ見納めになることには、やはり「一抹の寂しさ」を感じずにはいられない。