13日午後10時20分頃、石川県白山市鶴来桑島町の桑島神社境内で、乗用車が秋祭りの仮設テントに突っ込んだ後、乗用車を運転していた男性が鎌で男性7人を次々と切りつけた。白山市内に住む建設業手伝いの男性が首を刺され、病院に運ばれたが1時間20分後に亡くなり、残る6人もわき腹などを刺されて重傷を負った。
鎌で7人を切りつけた男性は駆けつけた鶴来警察署の警察官に殺人未遂の現行犯で逮捕され、同署と石川県警捜査一課は無差別で住民を狙った犯行とみて、容疑を殺人に切り替えて動機などを追及している。
逮捕された金沢市に住む露天商の男性は、「神社で露店を開いていたが、祭に来ていた人にからかわれて犯行に及んだ」と供述しているという。露天商は秋祭りが終わった後、軽自動車で自宅に戻り、別の乗用車で現場に戻って犯行に及んだとみられる。
…自宅から車で10分以内で行ける程の近所で、まさかここまで凶悪な事件が起きるとは思っていなかっただけに、付近の住民の衝撃は想像を超えるものだったに違いないし、身近で起きる可能性を否定できないことを思うと気が気ではない。
