今回のニューモデル紹介日記は、日産のベーシックコンパクト・新型マーチを紹介したい。
昭和57年の初代モデル発売以来コンスタントに生産・販売台数を稼ぎ、歴代モデルはいずれもロングランの人気を得てきたマーチ。…第4世代となる新型・K13型は、従来モデルのK12型から8年ぶりのモデルチェンジとなった。
今度の新型は大きく丸みを帯びた従来モデルの基本的な外装のラインを引き継いだように見えるけど、フロントマスクは大きく変化しているようだ。…しかし定評のある取り回しの良さは健在で、ビギナーや女性のユーザーにも使いやすく設計されている。内装も淡いアイボリーベージュ系とライトグレー系という2種類の内装色を設定し、リラックスして寛げる空間を演出している。
搭載されるエンジンは新開発の直3・1.2リッターで、アイドリングストップ搭載車の燃費はリッター26kmというクラス最高水準を達成している。…また、EU圏向け仕様車にはスーパーチャージャー搭載車*1も設定されているようだ。
また、新型では国内向けの生産拠点がこれまでの追浜工場からタイの現地工場に移管されることとなった。…完成度の高さを重視するというタイで生産されるとのことで、国内の工場で生産された車と同水準以上といっても過言ではなさそうだ。
…歴代モデルが世界的にも高い評価*2を得ているだけに、今度の新型にはどのような評価が下されるのか、その答えは蓋を開けてみないことには解らない。
