正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

ゴン様、22年の現役生活に幕を下ろす

コンサドーレ札幌の元日本代表FW・中山雅史選手(45)が4日、札幌市内で会見を開き、今季限りで現役を引退することを表明した。

来季の去就について中山選手は2日に「日々、いろいろな思いが交錯している。いろいろ考えることがある。ただ、まだ決めたわけではない」と話していたが、痛めている両膝の状態も思わしくなく、ユニホームを脱ぐ決意をした。

中山選手は静岡・藤枝東高から筑波大を経て、'90年にJ1磐田の前身、ヤマハ発動機に入社。体を張った闘争心あふれるプレーで、'90年代後半から計3度リーグ制覇した磐田の黄金期を支えた。'98年にはJリーグ最優秀選手賞に選ばれ、'98、'00年と2度の得点王、4度のベストイレブンに輝いた。'09年限りで磐田を退団し、'10年に当時J2の札幌に移籍した。J1で戦った今季は両膝のケガなどに苦しみ、わずか1試合に出場しただけだった。

 

'93年のW杯・アジア最終予選において、代表メンバーの1人だった中山選手。所謂「ドーハの悲劇」を知る選手がまた1人ピッチを離れるとなると、やはり当時を知る世代には一抹の寂しさを感じずにはいられない。…今度は若い新星を育てる指導者として、再びピッチの上に立つことを願いたい。