今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽トラック・新型キャリイを紹介したい。
軽自動車の規格改定に伴ったモデルチェンジ以来、14年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、フロントウインドーを前方に移動し、頭部の前方空間を拡大するなど、車体のレイアウトを従来モデルのセミキャブ方式からキャブオーバー方式へと全面的に見直すことで、クラストップの荷台フロア長はそのままに、居住空間を拡大し、ゆとりある快適なキャビンを実現した。
また、悪路での走破性に優れたショートホイールベース仕様に統一し、クラストップの小回り性能を発揮。さらにワゴンRなどで定評のあるR06A型エンジンの採用と従来比50kgの軽量化により、2WD・5MT車でリッター18.6kmと、クラストップの低燃費を実現したという。
…国内の軽自動車の1/3を占める軽トラックでも各社が熾烈なシェア争いを繰り広げる中、特にダイハツ・ハイゼット連合*1という強力なライバルにどの様なカタチで臨むのだろう。
*1:スバル・サンバー、トヨタ・ピクシストラック