今回のニューモデル紹介日記は、スバルのフラッグシップ・新型レガシィを紹介したい。
第6世代となる今度の新型は、これまでの主力モデルだった「ツーリングワゴン」がレヴォーグへと移行したことに伴い、セダンの「B4」とクロスオーバーワゴンの「アウトバック」の2車種体制となっている。
最新のスバルデザインを取り入れ、バンパー一体となるヘキサゴングリル、ホークアイヘッドランプを採用し、レヴォーグやWRXなど他モデルとのイメージの共通化を図っている。B4はフラッグシップセダンとして「高品位なスタイリング」を追求。塊感のあるフォルムと伸びやかなシルエットを実現。アウトバックは「アウトドアギア」としての機能性や力強さをより色濃くした。ボディ下部のプロテクションパネルやフォグランプ、ルーフレールなど上級クロスオーバーとしての魅力をアピールするとのこと。
搭載されるパワートレインは、175馬力の2.5リッター・水平対抗4気筒NAエンジンで統一。従来型から約8割を新規設計とし、実用域での使いやすさと燃費性能を向上。しかも全車レギュラーガソリン指定となっている。トランスミッションは、スバル独自のチェーン式CVT「リニアトロニック」を採用し、全車シンメトリカルAWDを採用している。アウトバックの4WDには、滑りやすい路面などでエンジン、4輪の駆動力、ブレーキなどを最適化し統合制御する「X-MODE」も初採用した。
…スバルのブランドイメージ向上にも大きく貢献した、初代モデルの発売から25年という「節目の年」でのモデルチェンジとなった新型レガシィ。販売の好調な海外市場*1を意識してか、従来モデルより一回り大きくなった車体サイズが、国内の道路事情では持て余してしまわないかが心配なところだ。
*1:主に北米エリア