今回の「日本海クラシックカーレビュー」参加車輌の中から、注目した車を紹介したい。
まず紹介する車はWPC110型スカイライン・ワゴン1.8GLです。…後年のステージアの前身ともいえるステーションワゴンで、ケンメリのワゴンは前期型のみの設定でした。
続いて紹介するのはP510型ブルーバード・1.6デラックスです。…屋根を黒く塗ったレザートップ風のツートーンのボディーカラーもさることながら…、
当時としては珍しかったオートマチック(しかもフロアシフト)車で、前期型でのボルグワーナー製からジヤトコ製の「ニッサンマチック」に移行してからのモデルでした。
続いて紹介するのはK12型R-2・カスタムLです。…R-2は今回3台が参加していたのですけど、此方の車は水冷エンジンを搭載した後期モデルでした。
続いて紹介するのはA72V型ランサー・バン1.4GLです。…space_wさんが最近入手した車で、今回のコンクールデレガンスでは糸魚川商工会からの特別賞を受賞しました。
今回の当たりだったのがUP36V型パブリカ・バン800スタンダードです。…初代から引き継がれた2U型空冷・水平対向エンジンを搭載した前期型のベーシックグレードで、現存していたのが奇跡といえそうなレア車でした。
今回のトリを飾るのが、CJ3B-J3R型ジープのリヤに貼られた「お先にどうぞ、ありがとう」ステッカーです。…昭和50年代初頭に主に首都圏で配布された交通安全の啓発ステッカーのひとつで、色の褪せたステッカーもまた車の歴史を物語るアイテムといえます。