正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第270回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダのハイブリッドセダン・新型インサイトを紹介したい。

 

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…第3世代となる今度の新型は、前2代での小型ハッチバックから3ナンバーの中型セダンへとクラスアップが図られる。国内向けでの投入は4年半ぶりで、『シビック』と『アコード』の中間に位置するモデルとしており、車体サイズは全長4675mm、全幅1820mm、全高1410mmと大ぶりになった。

 

採用したHVシステムは、ホンダが今後の主流と位置付けている2モーター方式の「i-MMD」タイプ。ガソリンエンジンは1.5リットルのアトキンソンサイクルとし、i-MMDでは従来の2.0リットルからダウンサイジングした。また、出力用モーターには同社の独自技術である「重希土類フリー磁石」を採用、走行性能を左右する最大トルクは267Nmと「同一セグメントではトップクラスの性能」を確保したという。

 

最も良いグレードの燃費性能は、WLTCモードで28.4km/リットル、JC08モードで34.2km/リットル。排気量や車体サイズの違いはあるものの、アコードセダンHVのJC08モード*1と比較すると8%余り、性能を高めている。

 

…ホンダ初のハイブリッド専用車として平成12年の初代モデル発売以来、革新的な発想のHVシステムを各モデルに取り入れてきたインサイト。4年半のインターバルを経ての国内発売となった今度の新型はシビックより若干大きな車体サイズとなったけど、代を重ねるごとに高めた実用性も武器に、ハイブリッドカーの「王者」プリウスに挑むべく進化した新型の実力はどれだけのものだろう。

*1:31.6km/リットル

「あの車、どう?」~第269回~

今回のニューモデル紹介日記は、レクサスの新型クロスオーバーSUV・UXを紹介したい。

 

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レクサスのSUVでは最小クラスとなるUXは「クリエイティブ・アーバン・エクスプローラー」をコンセプトに、新たなライフスタイルを探求するきっかけ「CUE」となることを目指した都会派コンパクトクロスオーバーで、車体サイズは全長4495mm、全幅1840mm、全高1540mmとなっている。

 

エクステリアデザインは、力強さを強調する厚みのあるボディや、俊敏な走りを想起させる低重心のプロポーションや張り出した前後フェンダー、大径タイヤを特徴とする。

 

インテリアは、低めのドライビングポジションなどによるコクピット感とともに、内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想に着想を得た造形によって開放感も実現。シートには伝統技法の「刺し子」をモチーフとしたステッチを採用し、インパネ上部のオーナメントでは和紙のような質感を表現するなど、日本の美意識も取り入れた。また、世界で初めて磁界共振方式の非接触給電技術を車載部品として採用することで、エアコンレジスターノブでの奥行き感のある発光を実現している。

 

GA-Cプラットフォームをベースに、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤を採用することで、ボディの高剛性化を行い、優れた操舵応答性や操縦安定性を実現。また、新開発の2リットル直列4気筒直噴エンジンや、2リットル直列4気筒エンジン+モーターの新型ハイブリッドシステムをはじめとする最新のパワートレーンを搭載。ハイブリッド車に設定した4WDには、GA-Cプラットフォーム用のE-Fourを採用した。

 

先進安全装備については、単眼カメラとミリ波レーダーを使用する「Lexus Safety System +」を採用。昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な自動ブレーキ機能や、車線維持支援機能などを搭載した。

 

…レクサスでは先月発売された新型ESに続いてのニューモデルとなるUX。同ブランドのSUVシリーズでは、NXより小型な車体サイズを活かした快活な走行性能をセールポイントとし、390万円からのレクサスではCTに次ぐ手ごろな価格設定も加えて「初めてのレクサス」を選ぶユーザー層を取り込みたい構えのようだ。

日本海食堂ミーティング2018・初冬

今日は富山県富山市日本海食堂での「日本海食堂ミーティング」に行ってきた。

 

…朝7時45分に滋賀県へバス旅行に出かける母を友人宅に送ってから、一旦自宅に戻って再び出発。いつものように国道8号線を北上して本郷から呉羽方面に進み、国道41号線沿いにあるリサイクルショップなどを散策。

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その道中でダイハツメビウス*1を発見したりして、食堂には昼過ぎに到着した。

 

…到着したのがちょうど昼時だったので、昼食を食べて休憩してから駐車場に出ると、space wさんから先週東京で開催された旧車イベントのお土産に…、

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お菓子と一緒にタクシー用のタコグラフ*2を受け取った。

 

冬の訪れを前に外はすっかり寒くなってきたとはいえ、時折小春日和の暖かさを感じる中、店長さんの知人が引っ越しで不要になった食器などを持参して訪れ、僕も少しばかり店内へ運ぶのを手伝った。

 

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一通り店内に運んでから、その中から店長さんと店でも使えそうな食器を探してみると、るーちぇAP君のお姉さんが小さい頃に使っていたものと同じ茶碗を発見し、かなり嬉しい様子だった。…そんな中から鑑定したところ、未使用品のグラスやコーヒーカップなどが店内で活用される運びとなった。

 

…夕方の開店時間を前に店内に入って、数名のメンバーさんとお茶やコーヒーを飲みながら小上がり席で談笑していると、ストーブの様子がおかしくなったのか黒煙が上がりだしてしまうハプニングに見舞われた。

 

今日が千秋楽の大相撲九州場所の中継で、貴景勝関の優勝をテレビで観てから夕方6時前に帰宅の途について、夜8時前に帰着した。

 

…ここで今日発見した旧車をいくつか紹介したい。

 

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まずは富山市内で発見したPC56T型ポーターキャブです。…昭和51年の規格改定で大幅なマイナーチェンジが図られた中期型で、この日は日本海食堂にも後期型の同型車が停まっていました。

 

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続いて日本海食堂に到着した時に発見したB110型サニー・1.2デラックスです。…クーペ用のフロントグリルやスポイラー、ローダウンされた足回りなど内外装ともスポーティーなカスタマイズの施された個体で、隣にはUP15型トヨタスポーツ800も一緒に停まっていました。

日産ゴーン会長、報酬過少申告で逮捕へ

日産自動車カルロス・ゴーン会長が、自身の報酬を過少申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部が金融商品取引法違反の容疑でゴーン会長を任意同行したことが解った。事情聴取を行って、容疑が固まり次第逮捕する方針だ。


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ゴーン会長は平成11年に当時経営難に陥っていた日産にフランスの自動車大手・ルノーよりCOO(最高執行責任者)として派遣され、翌年より社長兼CEO(最高経営責任者)に就任し大規模な経営再建策を打ち出すなど大胆な経営手腕で業績の回復に貢献。平成17年よりルノーの社長にも就任、平成28年には燃費数値の不正問題を受けて経営不振下にあった三菱自動車工業との提携も主導し、同年12月より三菱自工の会長にも就任。翌年3月末に日産の社長職を西川廣人社長に譲るカタチで退任~会長に就いた。

 

…徹底的にコストを削るその経営手腕から「コストカッター」とも呼ばれ、自動車業界のみならず広く大きくその名を知らしめたゴーン会長。日産では昨年9月に完成車の出荷前検査を検査員資格を有しない工場職員が行っていたことが発覚し、一時完成車の出荷が停止する事態になったのが記憶に新しい。その翌月にスバルでも完成車の無資格検査が発覚してから、数社のメーカーでも燃費数値や排気ガス規制値の不正が相次いで発覚するなど、日本の自動車業界を揺るがす大きな問題となった。

 

一連の無資格検査問題からの信頼回復に向けて道半ばの中で経営トップの逮捕に至るという重大スキャンダルには、昨年よりゴーン会長の後を受けて就任した西川社長ら経営陣の進退を含めての責任問題や、実質的に見て主力車種のノートやセレナ頼みともいえる新車販売にも大きく影響が及ぶ事態も避けられないだけに、この逆境に対しどのように向き合うのか、日産の企業姿勢の在り方が大きく問われる。

 

…また、別のソースからの情報によると、日産社内では内部からの通報を受け、数か月にわたって内部調査を行っていて、ゴーン会長が長年にわたり報酬額を実際よりも減額して有価証券報告書に記載していたことが判明。同社の資金を私的に支出するなど複数の重大な不正行為もあったといい、ゴーン会長や同じくルノー出身のグレッグ・ケリー取締役についても速やかな解任を取締役会に求める方向に動いているそうで、どうも日産取締役の内紛が発生~表面化しだしたという見方もあるようだけど、その真相の全容がどのように解明されるのだろう。

「あの車、どう?」~第268回~

今回のニューモデル紹介日記は、レクサスの上級FFセダン・新型ESを紹介したい。

 

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第7世代となる今度の新型は、1989年の初代モデルのデビュー以来累計販売220万台を超えるレクサスの主力量販モデルである。ESはこれまでの歴史の中で、静粛性、乗り心地、室内空間の広さなど上質な快適性を高く評価され、レクサスならではの精巧なものづくりで信頼を得てきた。

 

今度の新型は『LC』、『LS』に続く新世代レクサスのラインアップとして、低重心な「GA-K」プラットフォームを活かし、流麗かつ引き締まったエクステリアと、広く快適な室内空間を両立したほか、上質な乗り心地と優れた操縦安定性など、二律双生を実現。さらに、量産車として世界初採用のデジタルアウターミラーなど最先端技術も搭載している。

 

パワートレーンにはカムリやクラウンにも搭載され定評のある2.5リットルハイブリッドを搭載し、ES史上初となる「F SPORT」もラインアップ。走りの良さも伺われる。

 

また、安全面についても全グレードに、「レクサスセーフティシステム+2.0」を標準装備。レクサスセーフティシステム+2.0は、ミリ波レーダーと単眼カメラセンサーを使用し、「プリクラッシュセーフティシステム」が昼間の自転車検出を可能にした。

 

また、レクサスセーフティシステム+2.0のプリクラッシュセーフティシステムは、カメラの感度とダイナミックレンジを向上。夜間でも歩行者を検出できるように安全性が強化される。

 

…1989年のレクサスブランド発足に合わせてLSとともに発売され、主力量販車種のポジションを担っているES。日本でも初代モデルが「カムリプロミネント」、2代目~4代目モデルが「ウィンダム」の車名で発売されたけど、ESとしての発売は今度の新型が初めてとなる。それだけに新型ESがグローバルモデルとして培ってきた実績が日本でもどこまで通用するかが今後の鍵となるだろう。

日本海食堂ミーティング2018・晩秋

今日は富山県富山市日本海食堂での日本海食堂ミーティングに行ってきた。

 

朝9時15分に自宅を出発し、いつものように国道8号線を北上。途中富山市内のコンビニで休憩しながら食堂には正午過ぎに到着した。

 

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到着したのがちょうど昼時だったので、昼食にカレーライスと肉じゃがを食べてから駐車場に出ると10台程が集まっていた。せっかくの好天ということもあって、
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昨日作ったN12型パルサーのプラモデルを早速撮影してみた。…春に作った430型セドリックのタクシー以来の新作となったけど、出来栄えはもう少し綺麗に作らないと…といったところか。

 

…写真撮影を終えてから店内で昼寝をしている内に皆出払ってしまっていて、夕方5時にそのまま帰路に就き、夜7時10分過ぎに帰着した。

東京から金沢へ、移籍先はどの路線?

Twitterをチェックしていると、こんなツイートが目に留まった。

 

 …東京メトロ丸の内線の02系148号車が北陸鉄道への移籍に向け、東京都内の車庫からトレーラーで陸送される様子が写真とともに紹介されていた。

 

東京メトロで運行された車輌の地方私鉄への移籍は旧・営団地下鉄時代からいくつかあって、古くは日比谷線の3000系が長野県の長野電鉄、銀座線の2000型が千葉県の銚子電気鉄道茨城県日立電鉄で活躍し、近年では銀座線の01系や日比谷線の03系が熊本県熊本電気鉄道で活躍している。

 

今回移籍されると思しき02系の運行している丸の内線は銀座線と同じ第三軌条式となることから、移籍に合わせてパンタグラフの設置や台車の変更など大掛かりな改造が行われるとみられるけど、どの路線に導入されるかが気になるところだ。

 

まず石川線は現在主力として活躍する7000系が、平成2年の導入から30年近く経つことから、一部の車輌を02系に入れ替えるのではと目されるけど、浅野川線北鉄金沢~七ツ屋間の一部区間が地下となっていることから、従来からの8000系に加えて先頭車に貫通扉を有する02系を導入するのではという見方も出来そうだ。

 

…いずれにしても現段階では北鉄からの公式な情報が出ていないことから、今後の動向に関する詳細な情報が待たれる。