正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第35回〜

前回のエッセに続いてのニューモデル紹介日記は、日産のミドルセダン・新型ブルーバードシルフィを紹介したい。

昭和34年に初代モデルが発売されて以来、日産を代表する乗用車のひとつとして親しまれている「ブルーバード」。平成12年のモデルチェンジ以降は現在のように「シルフィ」というサブネームが付くようになったのが記憶に新しいけど、今回発売された新型でもその名は引き継がれた。

今度の新型は平成15年に発売されたティアナ以来、ティーダやフーガにも通じるデザイナー家具のような「モダンリビング」をテーマとした洗練された内外装が大きな特徴といえる。そんな中でも内側と外側でクッションの硬さが異なるシートは座り心地がよさそうだけど、リヤシートのデザインはもう少し何とかして欲しかった。

…でもかつてはWRCで優勝したくらいの本格派スポーティセダンとしてその名を知らしめたブルーバードなだけに、ランサーエボリューションインプレッサWRXとまではいかなくても渋い大人が乗って絵になる「SSS」(スーパースポーツセダン)の名に相応しいスポーティグレードがあってもいいと思う。