停滞した前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、北陸地方では28日未明から局地的な激しい雷雨に見舞われた。
特に石川県金沢市の中心部を流れ、金沢の風情を象徴する浅野川は数箇所で氾濫。金沢市は午前8時50分に2万739世帯の5万453人を対象に避難指示を出し、小学校や公民館など39箇所に避難所を開設した。
金沢地方気象台によると、金沢市の医王山で1時間に54.5mmの雨量を観測。浅野川は午前7時40分に避難判断水位*1を超え、40分後に周辺の東山・主計町の茶屋町をはじめとする繁華街や住宅地に水が溢れ、床上浸水や車が流されるなどの被害が相次いだ。避難指示は午前11時45分に解除された。
また、富山県でも県内の山間部などで時間雨量が100mmを超え、前日正午の降り始めからの総雨量は南砺市で153.5mmに上り、八尾町では県道脇の斜面が40mにわたって崩れ、走っていた乗用車を直撃した。乗っていた男性は救助されたが、腕や足を折る重傷を負った。
…昨日の小松での旧車イベントの時も激しい雨に見舞われたけど、今朝も雨の余りの激しさに靴をもう1足びしょびしょにしてしまった。
*1:1.7m
