正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「スカイライン」生みの親、永眠

櫻井眞一郎氏が1月17日午後10時23分心不全のため永眠した。享年81歳。櫻井氏は、1952年にプリンス自動車工業の前身・富士精密工業(後に日産自動車と合併)に入社、その後『スカイライン』の開発者として初代・ALSI型の開発から*1携わった。

86年に設立された日産車ベースの特装車メーカー、オーテックの初代社長に就任。94年に独立してエス・アンド・エスエンジニアリンングを設立し、地球温暖化防止や排ガスによる大気汚染防止対策技術の開発に取り組んでいた。

なお、エス・アンド・エスエンジニアリンング社による告別式が3月15日、東京青山葬儀所にておこなわれる。

…櫻井氏は、ダットサンの北米輸出を通して日本車の海外での地位向上に貢献した片山豊氏と共に、日産車を語る上で欠かすことの出来ない偉大な人物だった。そしてかつて父が4代目・PC110型セダン1.8GLに乗っていて、僕の生まれて初めて乗った車でもあっただけに、そのスカイラインの開発に携わった櫻井氏の訃報は非常に残念でならない。

櫻井氏のご冥福を心よりお祈りします…。

*1:6代目・R30型まで