正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第163回〜

今回のニューモデル紹介日記は、マツダの新型クロスオーバーSUV・CX-5を紹介したい。

CX-5では、初めて「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」をガソリンエンジン、ディーゼルエンジントランスミッション、ボディ、シャシーのすべてに採用し、上質で気持ちのいい走りと、優れた燃費性能との両立をめざした。

ユーザーに「魅せる歓び」「意のままに操る歓び」「使い切る歓び」「永くつきあう歓び」を感じてもらうために、デザイン、ダイナミック性能、機能性、環境・安全性能すべてにこだわり開発したという。

CX-5には、2つの新世代エンジンをラインナップする。特にクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車は、高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期規制に適合しながら、すべてのSUVの中でトップとなるリッター18.6km(JC08モード)の優れた燃費性能と、最大トルク420Nmによる4.0リッター・V8ガソリンエンジン車並みの力強い走りを両立した。

また、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は、4-2-1排気システムを初採用し、リッター16.0km(2WD車・JC08モード)の優れた燃費性能でありながら、「クルマとの一体感が味わえるリニアで気持ちのよいパワーフィールを得ることができる」とする。

…マツダとしては今度のCX-5をデミオやアクセラ、アテンザに続く「世界戦略車」の一角と位置づけているだけではなく、国内向けディーゼル車の販売目標を月販1000台の内の半数以上としていて、マツダの新型ディーゼル車への自信がうかがい知れる。

現に国内での乗用車におけるディーゼル車のシェアは1%に満たないだけに、CX-5のスカイアクティブディーゼルがハイブリッドや電気自動車より低いコストで、優れた経済性を持つディーゼル車の復権に向けての狼煙を上げたといっても、決して過言では無さそうだ。