正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第165回〜

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタのベストセラー・新型カローラを紹介したい。

11代目となる今度の新型は、従来モデルと同じくセダン「アクシオ」とステーションワゴン「フィールダー」の2モデル。カローラの原点であるという「大人4人が安心・安全・快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」をテーマに、日本の市場環境にベストフィットするコンパクト車として開発された。

具体的には、これからの時代のニーズを先取りしたという新コンセプト「ビッグスペースコンパクト」を採用し、小回りがきくコンパクトなボディの中に、大人4人が快適に過ごせる室内空間と、安心して運転ができる広い視界を確保している。

また、1.5リッターエンジンの大幅改良に加え、新開発の「Super CVT-i」などにより走行性能と燃費を向上させるとともに、アクシオには実用性の高い1.3リッターエンジンを新たに設定した。

さらに、VSC、TRC、SRSサイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグ(「ビジネスパッケージ」を除く)を全車標準装備するとともに、オートマチックハイビーム、自動防眩インナーミラー、リバース連動・オート格納機能付のドアミラーを新採用するなど、充実した装備を備えるとともに、価格設定にも配慮しているという。

…今度の新型カローラで注目すべきは、車体サイズが従来モデルより一回り小さくなったことだろう。近年はモデルチェンジを重ねるごとに車体サイズの大型化する傾向が多く見られ、国内の道路事情では車体サイズを持て余してしまうことも少なくない。そんな中でベストセラーとして君臨してきたカローラが、小型車としての原点へ回帰ともいえるサイズダウンにより、大型化傾向に一石を投じた格好となるのではないかとも考えられる。