今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの主力コンパクトハッチバック・新型フィットを紹介したい。
平成19年以来6年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、外装デザインこそ先代モデルからの正常進化としながらも、今後発売する四輪車に共通して適用していく新たなデザインコンセプトとして「エキサイティングHデザイン」を最初に取り入れている。
「エキサイティングHデザイン」は、先進性を象徴する「High Tech.」、骨格や構成の美しさを追求する「High Tension」、そして面質や高い質感を磨き上げる「High Touch」の3つの要素を、エクステリアとインテリアそれぞれのデザインのキーワードとし、より個性的でエキサイティングなホンダデザインを実現していくという。
ラインアップは1.3~1.5リッターのガソリン車とハイブリッドを設定していて、中でもハイブリッドはJC08モードでリッター36.8kmという世界最高水準の低燃費を実現していて、同クラスの競合車であるトヨタ・アクアのリッター35.4kmを1km以上上回る数値だ。
…平成13年の初代モデルの発売以来、コンパクトハッチバックの常識を超えるパッケージングで高い人気を博してきたフィット。3世代目となる今度の新型も盤石の基盤を固めつつ、更なる進化を決して止めることはなさそうだ。