正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「ダウンサイジング」はどうあるべきか

近年、車の「ダウンサイジング」が話題になっているけど、どんなものだろう。

一口に「ダウンサイジング」といっても色々あって、欧米系メーカーでは「小排気量+過給機」エンジンを搭載した普通車が注目を集め、日本でも普通車から軽自動車に乗り換える「ダウンサイジング需要」が最近のトレンドとなっているようだ。

確かに近年の軽自動車は、普通車と遜色ない装備がセールスポイントとなっている車種も多く、燃費・税金などの維持費を抑えられるメリットもある。それだけに普通車から軽に乗り換える人が多いのも頷ける。

しかし普通車、しかも上級グレードと同水準の装備を軽に求めるにしても、生産コストなどの面で限界があるし、価格も比例して高価になってしまう。…現に軽の上級グレードの価格が、普通車の量販グレードと逆転してしまうケースも少なくない。

…何かと嵩む維持費を抑えたいという心理も解るけど、スマートな「ダウンサイジング」を求めるのであれば、無理に背伸びをせずに多少の不便は堪えて欲しいところだ。