正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第254回~

今回のニューモデル紹介日記は、レクサスのフラッグシップセダン・新型LSを紹介したい。

 

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初代セルシオから数えて第5世代となる今度の新型は、新開発のGA-Lプラットフォームにより、低く構えたスタイリングを実現。車体側面にウインドウガラスを片側3枚ずつ(計6枚)配置する「6ライトキャビンデザイン」を採用し、フロントからリヤまで抜けるシャープな構成から、フェンダーがダイナミックに突き出す斬新なクーペシルエットを創り出している。

 

内装は、ダッシュボードやドアトリムの上部にメータフードから流れるように助手席まで伸びる繊細なレジスターを採用するなど、広がり感のある構成とし、下部は厚みがありシートとの一体感を感じるコンソールアームレストにより、心地よい安心感を創出。また、ドライバーを中心とした姿勢変化や視線移動の少ない操作系レイアウトにより、運転に集中できるコクピットを実現。また、ドアトリム部に切子細工をモチーフとした繊細な造形を施した化学強化ガラスを用いたガラスオーナメントが、上級グレードにメーカーオプションで装備される。

 

パワートレインは、新開発のV型6気筒3.5L・ツインターボエンジンとV型6気筒3.5L・マルチステージハイブリッドシステムの2種類を設定した。ツインターボエンジンは、圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を活かした爽快な加速フィーリングを両立。ハイブリッドは高回転化したガソリンエンジンと走行用モーター両方の出力を制御することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立している。

 

また、エアブラダ(空気袋)により背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能付きのシートや、オットマン付きの22ウェイ調整式リヤパワーシート、体温を検知して空調機能を統合制御するレクサスクライメイトコンシェルジュなど、レクサスならではの「おもてなし」を実現する快適装備を多数搭載。さらに、プリクラッシュセーフティ(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、レーダークルーズコントロールといった各種機能の性能を向上させるとともに、先進の予防安全技術や、高度運転支援技術「レクサス CoDrive」をパッケージ化した予防安全パッケージ「レクサス セーフティ システム +A」を装備する。

 

…レクサスのトップモデルとして君臨し、更なる進化を遂げた新型LS。近年の潮流に乗ってか従来モデルからパワートレーンの大幅なダウンサイジングが図られたけど、その走行性能はより向上されているところが、これからのプレミアムセダンがあるべきカタチを具現化させたといえるだろう。また、今月下旬の東京モーターショーでの発表~来年の発売を控える次期センチュリーとともに各界のVIPの公用車としても採用されるかが気になるところでもあったりする。