正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第273回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの高性能スポーツカー・新型スープラを紹介したい。

 

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今度の新型は、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとなり、ユーザーに心から走りを楽しんでもらえるクルマ「GR スープラ」として誕生した。また、新型スープラは、2013年に締結したBMWとの包括提携による初の商品でもあり、生産はオーストリアのマグナ・シュタイヤー社グラーツ工場で行われる。車両は海路で運ばれた後、トヨタ自動車の元町工場を経由して、ユーザーの手に届けられる。

 

新型はスープラの5代目*1にあたり、2002年に生産終了してから17年ぶりの復活。歴代スープラ同様に直列6気筒エンジン*2とFR方式を継承している。加えて新型は「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つの基本要素にこだわり、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現した。

 

先進安全装備については、昼間の歩行者に加えて自転車の運転者を検知する「プリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)」、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」等を標準装備。車載通信機DCMも標準搭載し、スープラ専用のコネクティッドサービス「Toyota Supra Connect」を提供する。

 

また、GAZOO Racingのテクノロジーをフィードバックした車両情報記録装置「TOYOTA GAZOO Racing Recorder」を販売店オプションで設定。アクセル、ブレーキ、ステアリング、シフトポジションなどのドライバーの操作情報、車速、エンジン回転数、加速度などの各種センサーの値、車両位置情報等をSDカードに記録するデータロガー機能を用意し、別売のアクションカムによる動画との連携も可能にした。

 

全車、2人乗りのFR(後輪駆動)となり、トランミッションは8速スポーツAT。ボディサイズは全長4380mm、全幅1865mm、全高1290~1295mm。ホイールベースは86より100mm短い2470mm。

 

…平成14年の生産終了以来17年ぶりに満を持しての復活を遂げた新型スープラ。今春発売されたBMW・Z4とはプラットフォームやドライブトレーンを共用する実質的な兄弟モデルとなるけど、トヨタブランドにおけるスポーツカーのトップモデルと呼ぶに見合う優れた走行性能を有するからには、乗り手の五感を大いに刺激することだろう。

*1:前身のセリカXXを含む

*2:直6エンジン搭載車はRZのみで、SZ/SZ-Rは直4エンジンを搭載している