以前この日記(id:m-shima:20040813)でも書いた沖縄県宜野湾市でのアメリカ軍ヘリ墜落事故から半月近くが経とうとしている…。この事故の後、アメリカ軍は沖縄県警の現場検証受け入れを拒み、今週に入ったくらいから事故機と同型のヘリの稼動を再開させている。…この事故での一件について日本政府は「日米地位協定に沿って云々…」などと言っていたようだけど、45年前の事故のことを知っているのだろうか。
それは昭和34年6月30日、当時アメリカの統治下にあった沖縄県石川市の宮森小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落し、児童11人を含む17人が亡くなり120人以上の負傷者を出したとても痛ましい事故のことで、今回の事故もあと少し墜落地点がずれているとあの時と同様に…いや、それ以上の大惨事を招いたのかもしれなかったことを改めて知ってほしい。
現に僕の暮らす石川県でも35年前に航空自衛隊小松基地所属の戦闘機が金沢市内の住宅地に墜落した事故があったのですから。…小泉総理大臣をはじめとする日本政府の皆様、いつまでもアメリカに媚びてばかりではなく、もっと毅然とした対応で臨むことがとても大事なのです。
