正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

日米同盟のあるべきカタチ

以前書いたアメリカ大統領選挙をテーマにした日記(id:m-shima:20041104参照)でコメントを募ったところ、イラク情勢の泥沼化を懸念する意見や「誰に転んでもすぐには変わらない」という意見が届きました。…大方こういった意見も来ると予想はしていたのですが、中には「ブッシュ再選万歳」とも取れる内容のものもあり、ちょっと首を傾げました。

…というのも、ジョージ・ブッシュ大統領と小泉純一郎総理大臣はお互いを「盟友」といっているように何かと相通じる(特に何かと強引なところ)ところがあるようだけど、「盟友」というのはお互い腹を割って本音をぶつけ、語り合える位の仲を言うのであり、決して「馴れ合い」ではありません。

つまり、日本はただアメリカに付いていくのではなく、時に毅然とした態度で暴走しがちなアメリカに自重を促すことこそが、本来あるべき日米同盟のカタチではないだろうか。

そして、イラク・ファルージャの地ではアメリカ軍による大規模な武装勢力掃討作戦が動き出し、激しい戦闘が行われている。…しかしその戦火の中で両軍の兵士だけではなく戦争に関係のない一般市民にも多数の犠牲者が出ており、病院や学校にも容赦なく無数の銃弾が飛び交っている。

…この戦闘次第ではかつてのベトナム戦争以上に情勢は泥沼化したものとなり、この戦争を主導したアメリカやその同盟国(もちろん日本も含まれる)は世界を敵に回してもおかしくない状況下にあることを知ってほしい。