今回のニューモデル紹介日記はトヨタのコンパクト・クロスオーバー、新型イストを紹介したい。
平成13年にヴィッツ系のプラットフォームを用いて発売されたイスト。今度の新型は5ナンバーサイズだった従来モデルより幅を3cm広げることにより室内空間にゆとりを持たせ、そのスタイリングもハッチバックとSUVを融合したクロスオーバーに近いものとなった。
動力面や安全性については、搭載されるエンジンがカローラ系と同じ1.5〜1.8リッターにサイズアップされ、これまで一部の高級車以外ではオプション設定というケースが多かったサイドエアバッグを全車に標準装備させた。
また、海外への輸出についても「サイオン」ブランドで北米向けに導入されるという。
このクラスではオーリスやティーダ、スイフトなどと競合するカタチとなるけど、クロスオーバー化が販売面でどのように出るかは未知数といえる。…しかし、燃料費の高騰を背景に小型車の需要が高まっているとはいえ、小型車まで3ナンバー化は余りいただけない。