今回のニューモデル紹介日記は、スバルの主力モデル・新型インプレッサを紹介したい。
平成19年以来のモデルチェンジにより、第4世代となる新型の商品コンセプトは「ニュー・バリュー・クラス」で、ボディータイプは5ドアハッチバックの「スポーツ」と4ドアセダンの「G4」の2種類がラインアップされる。
新しい価値を提供するために、水平対向エンジンを中心とするスバル独自のシンメトリカルAWDの信頼感のある走りやハンドリング性能、高い安全性をベースとしながら、高い環境性能を持たせた。インプレッサならではのスポーティさの進化・発展と、時代に合った環境性能と安全性能を備えた上質なグローバルカーを目指したとしている。
今度の新型では、ホイールベースの25mm拡大やドア構造の見直しなどにより、従来型と全長および全幅を変えることなく室内スペースを拡大、後席足元にゆとりを持たせた。また、Aピラー下端を200mm前に出し、フロントドアに三角窓を設けたことより、視界や広さ感、開放感を高めている。
1.6リッターと2リッターの新型水平対抗エンジンのほか、CVTやアイドリングストップなどを採用することで、1.6リッターの2WDは、JC08モード燃費リッター17.6km*1、2リッター2WD車がJC08モード燃費リッター17.2km*2を達成している。
また、5ドア車のカーゴルームは、ルーフ後端の構造の見直しや、パンク修理キットの採用などにより、床面の高さを下げながらサブトランクも追加、ユーティリティの向上を図っているという。
…WRCをはじめ、数多くのモータースポーツでも活躍し、レガシィと共にスバルの主力車種の一翼を担っているインプレッサ。一見するとレガシィを小さくしたような外装を纏った今度の新型は今月20日に正式発売されるけど、長年のスバリストも納得の行く完成度となっているのだろうか。