今回のニューモデル紹介日記は、レクサスのアッパーミドルセダン・新型ISを紹介したい。
ISとしては平成17年以来のモデルチェンジとなる今度の新型は、「真の“走る楽しさ”の体現」を開発のキーワードとし、ISのDNAとも言える「気持ちよい走り」と「スポーティなデザイン」を進化させ、2.5~3.5リッターのガソリン車に加え、新たにハイブリッド搭載車も設定された。
ハイブリッドモデルの「IS300h」は、スポーツセダンに不可欠な高い動力性能と快適性の両立に加え、走行燃費がリッター23.2km(JC08モード)、CO2排出量も100g/kmと、クラストップレベルの環境性能を達成した。
さらに新型ISは、新生産技術を採用してボディ剛性を向上させたほか、新型リヤサスペンションや8速スポーツダイレクトシフトを採用、優れた操縦性・走行安定性を実現。
加えてスポーティバージョンの「F SPORT」では、新工法を用いた専用スポーツシートや、『LFA』の意匠・機構を受け継ぐ可動式メーターなどを採用。さらにIS350「F SPORT」では、GSにも採用されたレクサス・ダイナミック・ハンドリングシステムを搭載するという。
…国内向けの全ラインアップにハイブリッドが設定され、昨年から始まった「新世代レクサス」へのモデル刷新が完成した格好といえるけど、レクサスのデザインアイコンとなる「スピンドルグリル」はどう見ても新型クラウンのようにも見えてしまう。